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数を取り間違えやすい漢字の解説

正字体計算方法では、略字は正字の画数に戻して判断をおこなうため、一般的な画数とは異なる漢字が多くあり、度々「〇字は15画ではないのですか?」というようなご質問をいただきます。このため、特に数の取り方を間違えやすい漢字について、このページで紹介していきたいと思います。

漢字は少しずつ追加していきますので、画数がおかしいと思う字については一度こちらを参照してください。

部首別の数の取り方については、「正字体における漢字の画数計算方法」という記事で解説していますので、こちらをご参照ください。

漢字の数意解説

数意15
構成文字「樂[上部](11)」+「木(4)」
解説「楽」は「樂」の省略形であるため、樂の画数である15として数える。字源には「小さな鈴の左右に糸飾りを付けている木の柄のある手鈴の形(白川静)」や「木に糸を張った弦楽器の象形(角川新字源)」など諸説ある。
参考【ウィクショナリー「楽」】
数意12
構成文字「惠[上部](8)」+「心(4)」
解説「恵」は「惠」の略字であるため、惠の画数である12数として計算する。白川静氏の説明には『惠[上部]は上部を括った嚢の形』とあり、嚢に物を入れて引き締める意があるという。恩恵などはその意から来ている。
参考【ウィクショナリー「恵」】
数意9
構成文字「𠫓(3)」+「肉(6)」
解説「育」は普通8画に数えるが、その構成文字はいずれも略字であり、正字「𠫓(3)」+「肉(6)」で構成されるためあわせて9数となる。なお「𠫓」は普通4画に数えるが、略字であり、3数として数える。これは「充」「流」も全て同じである。
参考【ウィクショナリー「育」】
数意16
構成文字「青(8)」+「爭(8)」
解説「静」はもと「青」と「爭」とから構成される文字であり、あわせて16数として計算する。なお常用漢字の「静」は「青」+「争」だが、「争」は「爭」の略字であるため16数となる。
参考【ウィクショナリー「静」】
数意18
構成文字「鹽(24)」
解説「塩」はもと「鹽」であり、「鹽」の略体であるため24数として取る。なお旧来の姓名判断では「塩」を13数として計算することがほとんどだが、当サイトでは「略字は根本の字形に戻して数を計算する」という原則に基づき、24数として定めている。
参考【ウィクショナリー「塩」】
数意18
構成文字「水(4)」+「賓(14)」
解説「浜」の文字は正字「濱」のため、「濱」の数で計算する。また「浜」の文字は水部に属するため、その数意は「水」+「賓」であわせて18数となる。字は水の意と音符「賓(ヒン)」とから成る形声字であり、波打ち際の意がある。
参考【ウィクショナリー「浜」】
数意4
構成文字「手(4)」
解説「才」は通常3画に数えるが、手部の漢字のため「手」の数意である4を取る。
参考【ウィクショナリー「才」】
数意21
構成文字「木(4)」+「嬰(17)」
解説「桜」は正字「櫻」であり、省略形であるため「櫻」の字の総格数である21を取る。櫻は意符「木」と音符「嬰(エイ)」から構成される文字で、さくらや桜桃の木を示す。
参考【ウィクショナリー「桜」】
数意7
構成文字「戉(5)」+「丁(2)」
解説「成」は意符「戉」と音符「丁(テイ)」とから成る略字であるため、構成文字を合計した7数として計算する。このため「成」を用いた「盛」「誠」「城」「晟」などの字はすべて通常より一画多く計算することになる。※ただし白川静説では『卜文・金文の字形は丁に従う形ではない。戈の下にしるすものは丨(コン)(白川静著【字統】)』としている。
参考【ウィクショナリー「成」】
数意17
構成文字「水(4)」+「睪(13)」
解説「沢」はもともと「澤」の略体であるため「澤」の数を取る。澤の字は「水」と音符「睪(タク)」とから構成され、山間に流れる小川や、水の発源する地などを示す。
参考【ウィクショナリー「沢」】
数意13
構成文字「宀(3)」+「釆(7)」+「大(3)」
解説「奥」は「奧」の略字であるため「奧」の13数として取る(「釆」の文字が「米」と略されている)。角川新字源には『家屋の西南の隅、ひいて、おくぶかい意を表す』とある。
参考【ウィクショナリー「奥」】
数意14
構成文字「舛(6)」+「無の上部(8)」
解説舞は一般的に15画として紹介されるが、この字は意符「舛」+音符「無」にしたがうため14数として取る。字統には舞について「無と舛とに従う。無は舞の初文。のち無が有無の無に専用されるようになって、下に舞形を示す舛を加えて舞の字が作られた」とある。
数意15
構成文字「广(3)」+「黃(12)」
解説「広」は「廣」の略字であるため、「廣」の画数である15数で取る。「廣」は大きく広い屋根、または四壁のない大きな建物をあらわし、そこから広大の意が生じた。
数意15
構成文字「臤(8)」+「貝(7)」
解説「賢」は日本では16画として表記されるため、間違いやすい漢字です。「臤」は「臣(6)」+「又(2)」によって構成される文字であり、康煕字典では「臣」を6数と定めていることからあわせて15数となる。書き順としては康煕字典体では下部の曲がり線を一筆で書くが、日本では切り離すため一画多くなっている。なお日本の辞書では概ね「臣」を7画とするが、「臤」は8画や9画のものとがあり、「臣」部の画数が一定してしない。この点「臣」部は一貫して6数として取ることで矛盾がない。
数意15
構成文字「行(6)」+「韋(9)」
解説「衛」は通常16画として紹介されているが、「行(6)」+「韋(9)」で構成される文字のため、正字計算をすると15数となる。また「衛」を「衞」の正字とする書物もあるが、康煕字典その他では別字・俗字との記述があり、当サイトもそれにならう。なお字統(白川静著)には『説文には衞を正字とし、字は韋と帀(めぐる)と行に従うて会意であるとするが、韋は城邑の形である口の上下を巡回する形で、それを行の間においた形声字が衛である』とある。
数意16
構成文字「邑(7)」+「者(9)」
解説「都」は、「邑(7)」と声符「者(9)」とから成る文字であり、数意はあわせて16数となる。なお「者」は「者」の略字であるため、傍点(1)を加えて計算する。画数を取り間違えやすい漢字である。
数意14
構成文字「齊」
解説斉は「齊(14)」の略字であるため14数の数意をもつ。
数意17
構成文字「齊(省文)」+「示」
解説斎は「齋(17)」の略字であるため17数の数意を有する。字統には『旧字は齋で、齊の省文と示とに従う』とある。康煕字典には、「齋」は齊部・3画として収録されている。
数意19
構成文字「門(8)」+「丱+絲(11)」
解説関は「門(8)」と「丱+絲(11)※字体がないためこのように表現」に従う文字であり正字「關」のため19数の数意をもつ。門と「丱+絲」でカンヌキをして門を閉ざす意とある。
数意12
構成文字「隹(8)」+「牙(4)」
解説雅は「隹」と声符「牙」とから成る字であり、数意は12。尾の短い鳥をあらわす隹と、牙はその鳴く声をあらわすとし、みやまがらすの意とある。
数意14
構成文字「與(14)」
解説与は「與」の略字であり、数意は14。正字の「與」は上下左右の手で物をもちあげる形である「舁」と、ものが組み合う形である「与」とから成り、四方から物([与]象牙のような貴重なものの形)を担ぐ形とある(白川静説)。
数意11
構成文字「木(4)」+「攸(7)」
解説条は「條」の略体であるため11数として取る。なお「條」は「木」と「攸」とから成り、細長い小枝をあらわす漢字である。
数意4
構成文字「止(4)」
解説之は康煕字典ではノ部の3画に収録されている文字であるが、その原義は「止」である。字統には『足あとの形で、步の上半にあたる。足の前に進むことを示し、之往がその初義』とあり、足跡の象形と考えられる。
数意7
構成文字「止(4)」+3数
解説歩は「步」の略体であるため、数意は8数ではなく7数。「歩」はいわゆる俗字であり、『新字体策定に際し、画数が増加した希有な例』とあるが、正字「步」のため数も「步」で取る。なお文字は左右の足を交互に組み合わせた形で、歩行する様をあらわす。
数意14
構成文字「木(4)」+「幹の(干)がない漢字(10)」
解説幹は普通13画として紹介される文字だが、この字は正字を「榦」とするため14数で計算する。榦は意符「木」と音符「幹の(干)がない漢字」で構成される文字であり、目印となる立て木を意味する。