姓名判断の虎の舞は、五格剖象方を基本とし、姓名の根幹である「天・人・地」三才を重視する姓名判断サイトです。

姓名判断に関する一般的なQ&A

姓名判断に対してよくある疑問や質問を設け、Q&A方式で回答していきます。Q&Aリストは、お問い合わせで多かった質問や、私がかつて疑問に思っていたこと、また姓名判断においてよく話題にのぼるものをテーマにしています。

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漢字の画数が間違っているようですが?
当サイトでは正字体計算法に則って画数の計算をしております。この方法については【正字体における漢字の画数計算方法】で紹介していますのでまずはそちらをご覧ください。
また、特に数意を間違えやすい漢字については【数を取り間違えやすい漢字の解説】で解説をしています。
名頭に3、5、9、13、15、19などの画数の文字を使うと不幸になるというのは本当ですか?
以上の数に限らず、名頭に特定の画数の文字を使うと凶暗示があるという説は、全く根拠のないものだと私は考えています。なぜなら姓名判断では、天格・人格・地格・外格・総格というように、二つ以上の文字数を取って格とし、この格によって運勢判断を行うためです。このため文字単体での吉凶はありませんが、文字数それ自体が性質に与える影響はやはりあります。たとえば私【青(8)山(3)昂(8)史(5)】であれば、「山(3)」と「昂(8)」が人格を構成しているため、3と8の性質が潜在的性質としてあることになります。
名前がとても悪いのに大成功している人がいます。姓名判断は当たらないのではないでしょうか?
先天的にある程度恵まれた特質をもっており、さらに努力を怠らずに奮闘すれば、誰でも成功することは可能です。ただし著しい凶名の場合、境遇において常に波乱が絶えませんから、名前がとても悪いのに大成功している人物というのはほんの一握りです。また凶名である場合、一時的には大成功をしても、その後不慮の災難や病難などによって没落してしまう場合がとても多いです。さらに姓名はその人の幸福度や満足度を暗示しますので、著しい凶名の場合は、たとえ成功しても心からの達成感が得られず、不足・不満の念が絶えないと見ます。
姓名判断で良い名前を付けた子供が幼くして亡くなりました。姓名判断は当たらないのではないでしょうか?
20歳未満の場合は姓名の影響力はまだ弱く、親の運勢や先天運の影響の方が強くあらわれますから、早世も有り得ます。名前の影響は、生まれるとまず前運の影響が少しずつ出はじめ、20歳前後から主運の影響力が擡頭し、30歳頃から副運、そして40歳頃から総運の影響が濃くなるというように、若い頃はまだ姓名の影響力が弱いのです。ですから若くして亡くなった場合は、先天的素質に原因を求め、よくよく調べてみなければならず、一概に名前だけに固執することは誤った判断だと言えます。その場合の判断材料は四柱推命に求めますが、もし先天的な忌神が姓名に多く入っていて、なおかつ流年運においてさらに忌神が強まる場合は、早世の暗示として見ることができます。
大吉名でも、先天運とのバランスによっては凶になることがあると聞きましたが本当ですか?
その通りです。様々な人物の姓名を観察していると、姓名学的には大吉名でも、若くして事故死・病死などしている方がおられます。実はこれらの人々の先天運と姓名をうかがうと、ある共通項が浮かび上がります。詳しくは【吉名なのに病難・災難に襲われるのはなぜか? - 先天運から最良の数配置を導きだす方法】で解説していますのでこちらをお読みください。
【木・木・木】と【火・火・火】のように、同じ五行配置でも運勢が異なるのはどうしてですか?
それは五行そのものの特性を考慮しているためです。木と火では根本的な性質が異なるため、たとえ同じ比和配置であってもそれぞれの運勢が異なります。特に火は隣り合う格に木を必要とするため、【火・火・火】は小吉となります。同様に、すべての三才においても五行の特性を考慮しております。
同格同数などといって、格同士が同数になると不幸になるというのは本当でしょうか?
私の判断では、格同士が同じ数になるからという理由で凶意がある・不幸になるということはありません。私自身姓名に同数をもっていますが、大病はしたことがありませんし、現在も幸福そのものです。もしあるとすれば、同数となるのが吉数であれば吉面が倍加し、同数となるのが凶数であれば凶面が倍加するということくらいですが、これは凶数が重なるためいわば当然のことです。あとは先天運との関係で特定の五行が多くなると凶になるという場合はありますが、これは姓名単独では判断ができません。ですから同数であるかどうかを気にする必要は全くないと考えています。
文字数の陰陽配置は気にしなくて良いのでしょうか?
文字数の陰陽配置に吉凶はありませんので、全く気にしなくて大丈夫です。姓名判断では昔から文字数の陰陽配置によって吉凶を占う手法が存在しましたが、この方法は一貫した理論がありません。その多くは『陽陰陽陰』など陰陽が交互している配置を良とし、『陽陽陽陽』など偏りのあるものを凶としますが、理屈が判然としておらず非常に不合理です。易の六十四卦を見ても分かるように、陰陽の配合が偏っているから凶というわけではありませんし、逆に陰陽がよく整っているから吉というわけでもないのです。ただし、文字数の陰陽は五格を構成する要素として、その人の性質に影響を与えます。
姓名が左右対称だと不幸になるのでしょうか?
そんなことはありません。左右対称でも大丈夫です。
男性には吉数でも、女性には凶となる数とはどのような数ですか?
後家運や寡婦運数と言って、21、23、33、39などの数は、運勢の威力が強すぎるために女性には凶数となります。これらの数を姓名中にもつ女性は、その強い運勢のために社会では頭角を現すことが往々にしてありますが、家庭や対人関係では不幸の暗示濃厚です。特に既婚女性がこれらの数をもちますと、夫と運勢的な対立をするため不和や離婚、あるいは孤独や病難などの憂いがあります。ですからこれらの数を軽々しく女の子に付けるべきではないと私は考えています。寡婦運数につきましては、こちらのページで詳しく解説していますのでよろしければお読みください。
名前でその人が善い人か、悪い人かは分かりますか?
その人が凶名(特に三才が凶)であると、人生において波乱・逆境が多くなるため、性格がひねくれやすくなるということは言えます。しかしその人が善い人か悪い人か、というのは姓名だけではなく先天的素質や環境など多くの要因が関係しているため、姓名判断だけでその人の善悪を見定めることは不可能に近いと言えるでしょう。実際に犯罪者でも吉名をもつ人がいたり、凶名でも善行を行いポジティブに生きようと努めている人も多くいます。
姓名にはできるだけ全ての五行をバランスよく入れるのが吉と聞きましたが本当でしょうか?
確かに四柱推命においては、四柱の五行のバランスを重要視し、木・火・土・金・水の気が滞りなく流れている命式は吉相と考えます。しかし姓名判断においてはそれは必ずしも当てはまらず、全体で五行のバランスが偏っていることがすなわち凶になるわけではありません。たとえば五行が一方に偏っている有名人の中には、高倉健さん、矢沢永吉さん、有吉弘行さんらがいますが、私の判断からすれば決して悪くありません。ただし先天的な忌神が姓名に多く入っていますと、波乱の人生となる傾向があります。
不吉な意味をもつ漢字は避けるべきでしょうか?
基本的に文字の意味に運勢を左右する力はありません。このため「忌字」というものはありませんので、明らかにネガティブな意味をもつ漢字や、人を不快にさせる漢字でなければどんなものでも使用可能です。このことはコラム【名前に使ってはいけない漢字などない!~文字の意味や字源が運勢に影響しない理由】で詳しく解説していますので、こちらをお読みください。
社会運や伏運などは見なくて良いのでしょうか?
社会運・家庭運・伏運などは、何の理論的根拠もありませんので、見る必要は全くないと私は考えています。むしろ、社会運・家庭運・伏運などを良くしようとすると、四大運・三才・先天運とのバランス、という重要な部位を妥協しなければならなくなるため、かえって運勢の良くない姓名となることが往々にしてあります。なおたとえば伏運は人格と地格を足すものですが、三才を構成する格である人格と地格を足すことには何の理論的根拠もありません。これら社会運・家庭運・伏運の成立背景としましては、あまり五格や五行思想に詳しくない人達が、いたずらに格を足し引きしたりして作り上げたものです。このように占い手法を複雑化することによって、無知な人達を惑わしやすく、そして騙しやすくなるのです。また格や運を複雑化することによって、もし特定部位においての占いが当たらなかった場合も逃げ道ができるため、占い師にとっては都合が良いわけです。