姓名判断の虎の舞

姓名判断x四柱推命で読み解く草彅剛さんの運命

第5回目はSMAPの元メンバーであり、前回見てきた香取慎吾さんの親友である草彅剛さんを取り上げてみたいと思います。なぜ草彅剛さんかと言うと、親交が深い事で知られる香取慎吾さんと対照してみると色々と面白いことが分かるからです。今回は四柱推命、姓名判断の両方から見る相性の占い方を紹介しますので、相性に興味のある方は是非とも読んで下さい。皆さんも恐らく生理的に受け付けないとか、どうも苦手だと思う人がいると思いますが、そういう人は多分、今日紹介するように相性面において悪い暗示があることがほとんどなのです。

さて、これまで四柱推命においての要は『用神を取得すること』であると何度も言ってきましたので、ここまで読まれている方はそのことについて段々と理解が深まってきていることと思います。そこで先ほど話した『相性』というのも、実は用神なしには語れません。ですから今回の記事を読めば、これまでよりもさらに用神や喜神・忌神の重要性に気づかれることと思います。しかしながら、相性というのは非常に難しい問題です。というのも、その人の心がけ一つで人間関係というのは随分と変化するからです。つまり、『こいつは嫌いだから絶対に付き合わない』と思えば当然人間関係は悪くなりますが、多少相性が悪くとも『嫌なやつかもしれないけど、結構いいところもあるよ』という風に思って付き合えば、その人間関係は自ずと悪くはならないからです。

それでは一体『相性』というものの正体は何か?と言われれば、それは見えないの存在であると言えます。人間は概して五種類の気(木・火・土・金・水)を備えていますが、これによって相性というものが強く左右されるのです。この見えない気に関しては、四柱推命を用いることによって自分にどのような気がどのくらい備わっているかということが分かるわけですから、ここから相性問題も導き出されるのです。つまり、あまり土が多くて土の気が忌神となっている人は、やはり土をあまり多く持つ人を生理的に嫌悪する傾向があるわけです。

すなわち、用神というのは『その者の運勢を良くするために欠かせない干』というわけですから、人間関係においてもこの用神の気を多くもつ者は、その人にとって助けとなるのです。逆に忌神を多くもっている者に対しては、自然何となく嫌な感じがするというわけです。相性とはこのようなことですから、ただ単に日主の五行がどうとか、地支の五行がどうとか単一的に見たのでは、あまり当たらないと言えるでしょう。もちろん私は姓名の様相も加味して判断します。それでは見ていきましょう。

草彅剛さんの運命

草彅剛さんは以下のサイトにおいて、1974年7月9日午前4時25分頃に愛媛県西予市で生まれたとあります。四柱は以下です。【出生時間の分かる有名人まとめWiki】

1974年7月9日午前4時25分頃の命式

時柱日柱月柱年柱

日主の強弱

まずは日主の強弱から見ていきます。草彅さんは辛(陰金)の人です。時干、月干に同一の金の五行がありますが、地支には一つも蔵干に同一の五行(金)をもつものがありません。これを四柱推命では『無根』といいます。無根の場合ほとんどは身弱となりますが、草彅さんも日主を助けるものが弱いため身弱となります。

最も多く、そして力を発揮している干は甲です。寅は甲を蔵し、亥も甲を蔵していますから、木が最強となっており、なおかつ身弱ですからこれが最忌神です。日主を助ける干・地支としては、天干の他に、月支には辛の偏印である未がありますが、7月9日ですから火の働きが強い時です。このため、土はそれほど強くはありませんが、それでもこの未が良い働きをしています。しかし卯がくると三合して木が非常に強まり、丑が来ても沖去してしまいますから、地支によって運勢が変動しやすいと言えるでしょう。

草彅剛さんの用神と喜神・忌神

前述の通り木が最強でなおかつ忌神でありますから、これを剋すことができる金が有用です。このため甲を剋すことが可能な庚が用神となります。すなわち草彅さんにとっては庚が運勢を向上させるために不可欠の干というわけです。以下、喜神・忌神を見ていきましょう。

概してこのようになっていますが、干・地支の関わり合いには合・沖がありますから、大運や年運を読む場合には単純にこれらを当てはめるわけにはいきません。以下、大運の読み方を通してそれを解説していきます。

草彅剛さんの大運を見る

草彅さんの大運は、年干が甲で男性ですので順周りです。第一運が10歳からですので、ここから読んでいきましょう。

10歳~20歳【壬申】
天干の壬は金を弱め、なおかつ忌神の木を生じるため忌の働き強い。しかし地支の申は用神の庚を蔵し、忌神の寅を剋すことができるため大吉。草彅さんにとって申は最も有力な地支で、なおかつ天干にも金がありますから日主健旺となり、総合的には吉運となります。というか、90歳から巡ってくる【庚辰】までは最も運勢の強い大運です。この期間に草彅さんはSMAPに入り、デビューしています。健康・精神力・財運などすべてが好調な大運です。
20歳~30歳【癸酉】
天干の癸は木をよく生じる水であり、なおかつ酉は木を剋す力が弱いため前運より幾分運勢落ちるが、地支に金をもち力強い。前運同様概ね健康・精神力・財運は好調で、特に土・金が強まる流年運に最高潮となります。具体的には『1997年4月 - 6月、主演連続ドラマ『いいひと。』が全放送回の平均視聴率20 %を超え、初回の視聴率24.6 %を記録。』、この年は【丁丑】の年ですが、丑は酉があるため未を沖さず大吉。また、『1999年、主演舞台『蒲田行進曲』の作・演出のつかこうへいから「大天才」と評価された。同年から男性ベストジーニストに5年連続で選ばれ、殿堂入りを果たす。』の年は【己卯】ですが、卯は酉があるため三合を形成できず、己も良い働きをする。そして『2003年に公開された主演映画『黄泉がえり』が異例のロングランとなった。』のは【癸未】であります。
30歳~40歳【甲戌】
甲は忌神であり、天干の用神・庚を沖去するため凶。しかし庚のおかげで甲の凶威もなくなるため、それほど忌むわけではない。地支の戌は忌神である水や木の働きを抑えて吉。あわせて見ると平運~やや喜神運です。前運までの地支に金がくる大運よりはやや劣るものの、まだまだ大丈夫という感じです。また草彅さんは後述するように姓名がそれなりに良いですから、衰えにくいのです。『2004年、主演連続ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』が全放送回の平均視聴率20 %を超え、最終回の視聴率27.1 %を記録。』したのは【甲申】の年で地支に用神。『2005年8月27日 - 8月28日、日本テレビ系列の大型チャリティー番組『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』で香取慎吾とともにメインパーソナリティを務めた。この回は『24時間テレビ』の歴代視聴率1位を記録保持。』は【乙酉】でやはり地支に金。2009年に不祥事(後に詳細に見ていきます。)もありましたが、なんとか乗り切りました。
40歳~50歳【乙亥】(現在運)
乙は庚と合の関係であり、辛と沖の関係ですので金を弱めやや凶。地支の亥は水・木を強めるので忌神。あわせて判断すると忌神運です。天干・地支ともに財の忌の干がきますから、財運大きく低下します。具体的には、仕事が少なくなって生活に困ったり、大きな散財が起きやすい時期です。また、恋愛・結婚運も悪く、人間関係もスムーズにいきにくい時です。この大運のスタートは2014年からですが、2016年にSMAPは解散し、草彅さんにおいても今後の動向が注目されるところです。
50歳~60歳【丙子】
天干の丙は用神の庚を剋すため凶威となる。地支の子も水・木を強め凶。忌神運です。20代や30代の時よりは明らかに運勢が低下し、環境・境遇も変化が起きやすいですから、堅実な基礎固めが出来ていなければ困窮しやすい時期です。精神力や体力も優れず、何かと弱音を吐いたりだらけてしまいやすい時期ですが、それに引きずられると余計に事態を悪くします。またこの時期の吉凶を決定するのは、やはり前運の過ごし方も重要と言えるでしょう。

以上、草彅剛さんの大運を簡単に見てきました。次は流年運を見ていきましょう。

草彅剛さんの流年運を見る

大運と流年運は同時に見て判断します。大運だけでも合・沖があるのに、ここに流年運が加わればものすごく複雑になるんじゃないか?と不安視される方もいると思いますが、順番に慎重にみていけばそれほど難しいことはなく、大丈夫です。流年運をすべて詳しく見ていくわけにはいきませんので、重要な時のみ見ていきます。

不祥事を起こした時

草彅さんは『2009年4月23日午前3時頃、東京都港区の檜町公園で酔っ払いが騒いでいると近隣住民より通報を受けた警察官が現場へ向かうと、泥酔して全裸の草彅一人がおり、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕』(ウィキペディア)されました。

この時間の八字と大運を見てみましょう。

時柱日柱月柱年柱大運

『なんだ、喜神ばかりじゃないか』という声が聞こえてきそうですが、これには少し高度な見方が必要です。まずは、このまま考えると複雑になってわけがわからなくなりますから、年運から順を追ってみていきましょう。

草彅さんの大運は【甲戌】で、この年の運は【己丑】でした。これだけで考えてしまうと、喜神の土が強いため、当たっていないんじゃないかという気もしてきますが、合・沖を読むことで理解が進みます。まず、草彅さんの月支には重要な未がありましたが、未は年支の丑によって沖去します。これは日主を生じる五行が無くなることを意味し、凶です。しかしまだ大丈夫、というのも、大運に戌が来ているからです。しかし、4月は【戊辰】です。辰は戌を沖去しますから、この4月は実は草彅さんにとって土が全く弱くなってしまう多難の時期でした。ちなみに天干の己や戊も、強い甲に剋されて無力化しています。

しかしさらに、この4月23日は【戊戌】のわけですから、やはり土が強くそれほど悪いことにはならないのではないか?という風にも考えられます。それでは、時間を少し巻き戻してみましょう。というのも、草彅さんがお酒を飲み過ぎたのは22日の夜遅くから23日の午前2時頃だと考えられるからです。

時柱日柱月柱年柱

以上は2009年4月22日の23時~23日午前1時頃までの四柱です。日柱は丁酉です。酉は辰・戌の合を解くように見えますが、しかし、より大きな運で形成された合・沖は、それよりも小さな運の影響で解けることはありません。(例:大運で出来た合や沖は、流年運の合や沖では解けない)このため酉は固有根として考えられます。しかしそこへ壬・子がきて金の力を奪っていますから、この時点での実際の五行強弱は水に生じられた木が最強となっており、つまり草彅さんはこの時間帯に勢い、お酒を飲み過ぎた可能性が高いと言えます。以下、分かりやすくするため、この時点での草彅さんの気の強さを五行別に見ていきます。

以上は私の頭の中での計算で厳密なものではありませんが、およそこの程度になると考えられます。ですから、土が明らかに多いからという風に、見かけに騙されてしまうと正確な判断が出来ませんので、この点は注意を要します。そして、時間が経過した2009年4月23日午前3時頃には日が【戊戌】に変わっており、土の力量が増しましたが、大声を出した彼は通報され逮捕されてしまいました。

さらに4月の彼の運勢を思いだして下さい。この2009年4月に運勢が衰えていた原因は、辰と戌の沖去でした。ですからこの時期が過ぎれば、また大運・戌の力が発揮されて運勢は回復します。この年、辰の月が過ぎ去るのは2009年5月5日17時・立夏ですから、この時間の境当たりから復帰の話が決まってきたと思います。ウィキペディアには『この件で芸能活動を自粛後、同月28日には仕事復帰し、すべてのレギュラー番組の出演が再開した。』とあります。

ちなみに運勢が衰えるのは、自動的に周囲の環境が変わって悪いことが起こるわけではありません。単純に言えば忌神運の時は、自らの生命エネルギーが衰える時期です。つまり生命力・精神力が弱くなるため、ネガティブになったり、自制心が無くなったり、暴走したり、自暴自棄になりやすい時期で、これがために悪い事象を自ら招きやすくなるというわけなのです。ですから、忌神運であれ相当自分を律している人というのは、運勢が衰えてもそれほど窮さずに済むのです。

草彅剛さんと香取伸吾さんの相性

二人はとても仲が良いことで知られています。先ほどの不祥事の件でも、香取さんが自分の番組で泣きながら草彅さんの復帰を訴えたという涙ぐましい話もあります。ところで相性を見るポイントは主に二つあります。一つは自分の日干・地支と、相手の日干・地支を比べるというもの。二つ目は喜神・忌神を見るというものですが、この二つを同時に見ると相性がよく分かります。

まずは一つ目の単一的な見方ですが、草彅さんの日干は辛で、香取さんの日干は戊ですから、相生しており良い関係です。また草彅さんの日支は亥で、香取さんの日支は子ですから、これも良い関係です。しかし喜神・忌神を見ると、さらに相性の良さが明瞭になります。

草彅さんの喜神は金と土でしたが、香取さんはその土を沢山もっていました。反対に香取さんの喜神は木と水でしたが、草彅さんは木を沢山もっているのです。このことから二人は惹かれ合い、その相性はとても良いことがよく分かります。

ちなみに相性は変化します。すなわち大運で巡って来るのも自らのとなりますから、大運が変われば周囲との人間関係も変化しやすいのです。例えば草彅さん・香取さんの例で言えば、草彅さんは土を多くもっている香取さんに惹かれるわけですから、香取さんのもっている土の気が大運の影響で弱まれば、それほど魅力的に見えなくなってきます。反対に香取さんにしても、草彅さんのもっている木の気が大運などで弱まれば、その関係に傷ができる可能性もあるのです。しかし、二人のように相性が強力に良い場合は、まず仲違いすることは無いと言えるでしょう。

草彅剛さんの姓名判断

ここからは草彅剛さん姓名を見ていきます。ご覧のように草彅さんは運・三才ともに強いですから、先天運の弱点が克服されやすい傾向にあります。四柱推命における日主と周囲の干・地支との関係同様、姓名における人格と他格との関係も、その者の生命エネルギーや運の強さを物語ります。ですから主運と副運に大吉数をもち、なおかつ三才配置が万全な草彅さんは運勢の強い人と言えます。

しかし、皆さんも既にご存じのように先天運と姓名との兼ね合いが良くなければ、運勢に浮沈が激しくなります。草彅さんの場合は、主・副運に吉数をもつものの、これらは忌神。また地格の木も忌神ですから、全体的に見ると先天運との兼ね合いは40%程度と低く、このため大運が忌神運に入ると生命エネルギー、そして運勢が一気に降下しやすいと言えます。具体的には、火は喜神の土を生じる五行です。このため、土が強い大運期は良いものの、土がなくなると用神の金を剋す存在となります。すなわち、現在運である【乙亥】からは運勢が著しく衰えています。そして総運にある36という数は、晩年波乱・破滅の運勢でした。総運に凶数がある場合は、概して先天運においてもその傾向があらわれているのですが、確かに草彅さんの40歳からの後半生には、あまり良い兆しが見られません。

ただし救いは、三才が【土・火・木】と火が土を生じる構造になっていることです。総格にも土がありますが、やはり全体的に喜神の働きが弱い姓名ですので、可能であれば人格に用神を有すると、非常に強い生命エネルギー・運勢を発揮するようになります。草彅さんの場合は、草彅③③のように姓名を構成することで、さらに強い運勢が享受できるでしょう。

何度も言いますが、姓名において非常に重要な要は人格と三才です。この三才の良否は成功運や基礎運といった要素だけでなく、その者の生命エネルギーがどれくらい強いかということを物語ります。同時にその者の対人運は、三才と人格・外格関係によく表れています。草彅さんはこれが共に素晴らしいため、概して人から好感を持たれやすい人で、人間関係もスムーズです。反対に姓名の構造が悪い人は、人から好感をもたれにくく、人間関係においても何かとゴタゴタが起きやすい人です。というのも、姓名の構造がその者の性格を作るからです。

この点において、先天運にあまり恵まれていないと思われる草彅さんは、姓名の構造が良いため、姓名がその弱い運勢をよく補っています。このように、先天運において多少運勢が弱くても、姓名によって運勢や生命エネルギーをコントロールすることが可能です。また、草彅さんの努力や姿勢が仕事での大きな成功に繋がっているように、自分の考え方や努力次第で運勢は誰でも大きく開けてくる可能性があることは、改めて強く言っておきたいと思います。こう言うと、『運勢が悪いのに成功するのは無理ではないのか?』という風に考える人がいますが、努力が無ければ運勢が良くても成功はあり得ません。逆に運勢が悪くても地道な努力によって自信や満足を得ることはできますし、運勢の良い時には大きく花開く可能性があります。このように考えると、運勢が良い悪いに関わらず、常に向上心と努力が大切なことが分かるでしょう。

最後に姓名における草彅さんと香取さんの相性をうかがいますが、こちらも人格が相生、地格が比和となっており、非常に強い絆で結ばれていることも頷けます。先天運・後天運ともに素晴らしい相性です。これほど良い相性の二人というのは、めったに見られるものではありません。今回は相性の見方を教えましたので、皆さんも近しい人との相性を占って見てみてはどうでしょうか。その結果が自身の心向きと同じようになっていれば、その判断は当たっていると言えるでしょう。