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勝谷誠彦さん死去、姓名と先天運にあらわれた病難の暗示とは?!

 当サイトをご利用いただき誠にありがとうございます。2018年11月28日、コラムニストの勝谷誠彦さんが『劇症肝炎』という病を発症しこの世を去りました。57歳という若さでの早すぎる死に驚いた方も多いかと思います。私も驚き、早速姓名及び先天運をうかがってみたところ、やはり勝谷さんには病気に罹りやすい暗示や、肝臓が病源となりやすい暗示がありました。早速見ていきましょう。

勝谷誠彦さんの姓名にあらわれた病難の兆し

 まずは勝谷さんの姓名を見てみましょう。勝谷誠彦(57歳没)です。まず注意点としまして、『誠』という字は普通13数として取りますが、これは正字の字体にならって14数として取ります。もし13として取りますと勝谷誠彦となり三才は相生の吉配置となりますが、そうではなく『誠』は14であり彼の三才は【水・木・火】です。しかし、後の先天運解読の際に説明するように、上記の名ではたとえ三才が通っても忌神の多い凶名となります。  まず、人格には21・陽木をもちますから不屈の精神力と旺盛な闘争心を備えており、実直で負けん気がとても強い人です。これは外格にも同じ数があり木のエネルギーを強めますからその性質は倍加され、実直やや過ぎて頑固となるでしょう。前運には23・陽火もありこちらも頭領運で闘争心旺盛な性質を秘めますから、性格はやや激烈な傾向があります。ただし陽木が並んでいて水に生じられているところから見てやはり木のエネルギーが最も強く、その性質は基本的に真面目で努力家と言えます。このように木のエネルギーが強い人は外見はいずれにしてもプライドはかなり高く、独立心が旺盛で人に頼ることを嫌います。

姓名から見る『過激な性質傾向』となるタイプ

 テレビ番組等での過激な発言で知られた勝谷さんですが、激烈な性格傾向となる人にはよく水と火のぶつかり合いが見られます。特に陽水と陽火が三才などでぶつかる場合は、概して感情の起伏が激しい人となり、自制心が効きにくい性質傾向となります。これは心臓や血流を司っている火が水に剋されることによります。(※水・火の沖は先天運にも当てはまります。)  勝谷さんの場合は【水・木・火】と直接隣り合う格での沖ではありませんが、天格が水に対して地格が火の時は弱いながらも火は水の影響を受けるため基礎運は凶となります。勝谷さんもそうですが、特に天格が陽水の場合は陰水よりも水の勢いが強いため、悪い意味合いが強まります。ちなみに【火・木・水】では天格の火と地格の水が沖となることはありません。なぜなら水は低いところへ流れる性質をもつからです。  ちなみに三才や四大運に金が多い人も過激な性質傾向となる場合があります。特に人格に金を有し、なおかつ三才において金が重なる場合ですが、こちらの場合は水・火のぶつかり合いのように『感情的』というわけではなく、単に自我や闘争心が強く主張が激しいタイプと言えます。

病難の暗示をもつ三才【水・木・火】

 【水・木・火】という三才は【水・火・火】のような突発的病難運ではありませんが、火が徐々に水によって消されるように、じわじわと凶兆を発揮して『何時しか病難・災難・流亡の凶相をあらわす』という良くない暗示があります。特に後半生において何らかの病気を発し、それが元で没落・悲運に陥るという場合が多いようですが、勝谷さんの場合は総運にも42という薄弱的凶数があり、概して後半生は運勢が低迷する暗示がありました。  五行・火が象徴する部位は心臓ですが、火には精神といった意味もあります。このため、勝谷さんのように三才において火が水に会う場合は、精神に病を生じることもあります。勝谷さんは2015年にうつ病になったことを自ら告白しましたが、これには姓名の暗示力が働いています。ただし三才は【水・木・火】と人格の木が地格の火を生じているため、うつ病はそれほど長引くことはありませんでした。  また病を生じなくとも、火が水と沖する場合は外見はともかくも内面は特に感情の起伏が激しい人で、始終精神の動揺を押さえつけることに苦労する傾向があります。感情においては火は喜びや笑い、水は恐れを象徴しますから、この二つの感情が互いに相剋するという感じです。  しかし、それでは肝臓が悪くなるという暗示はどこから読み取れば良いでしょうか?これは勝谷さんの先天運をうかがうことで明らかとなっていきます。次は、勝谷さんの生年月日から彼がもって生まれたエネルギーの様相を見ていきましょう。

勝谷誠彦さんの先天運に見る病源となりやすい部位

 次は勝谷さんの誕生日から先天的なエネルギーを見ていきましょう。生まれた時間が分からないため喜神・忌神は推測となりますが、彼の大運や死亡日などを見ることにより、かなり高い確率で判別します。
1960年12月6日生まれの命式
時柱日柱月柱年柱
天干
地支
 勝谷さんの日主は戊土です。生まれが冬の亥月で水旺の時期であり、なおかつ年支には子、日支には辰があり水局半合もありますので、まず身弱と見て間違いないでしょう。これに加え、年干には水源となる庚があり水を生じています。ということで彼の喜神は火と土であると推測できます。反対に忌神は水と木と金です。ただし木に関しては、火が用神(最も重要な一神)となる場合は、閑神(喜神・忌神どちらとも言えない中立的な五行)となることも考えられます。

勝谷誠彦さんの用神と喜神・忌神(仮)

扶抑用神:丙火 調候用神:丙火(冬生まれで土は凍り付いていますので、太陽の火がなければ凍え死んでしまいます。) 喜神:火・土 忌神:金・水・木  このようになるかと思います。扶抑・調候ともに丙火が必要ですので、火は彼には欠かせない五行であり、火のない時期は調子が優れないか、病気になる可能性があります。  ここで勝谷さんの姓名を改めて見てると、彼にとって最も重要な干と考えられる丙火(23・陽火)が水によって剋されています。これはとても良くない暗示であり、健康を特に害しやすい姓名と言えるのです。  また先天的なそれぞれの五行の力量は、四柱推命ページの【五行の力量】の項目でご覧下さい。圧倒的に水が強いことが分かるかと思います。ちなみに酒を飲むことは水の五行に象徴されますので、勝谷さんは酒を飲むことが止められない(強すぎる水の勢いを止めるものがない)暗示があります。特に身弱で水が大過している人は、アルコールを制限するのが難しい傾向がありますので注意が必要です。(※アルコールそれ自体は木(肝臓)を剋す金の五行に属すと考えられます。)

肝臓を象徴するのは『木』

 肝臓を象徴するのは木の五行です。ですから木の五行が大過するか不足している場合に木つまり肝臓の病を発しやすいと考えられますが、勝谷さんの場合は水が大過しているため、木のエネルギーが不足するということは考えにくいです。なぜなら水は木を生じるからです。ですので木のエネルギーが大過したことにより、肝臓に病を生じた可能性が高いでしょう。木のエネルギーは大運や流年運などに木が巡ってきた時に大きく高まりますし、また姓名に木があっても高まります。  ここで勝谷さんの姓名を再度見てみましょう。姓名と先天運との兼ね合いを見る場合は五格に注目します。天格が水、人格が木、地格が火、外格が木、総格が木ですから、総じて木のエネルギーが最も強い姓名と言えます。この強い木のエネルギーが、先天的な忌神である水に生じられさらに強くなります。勝谷さんにとって木は忌神もしくは閑神ですから、日主のエネルギーを奪う五行となり、つまり『木』が病源になる可能性があるということです。そして『木』が象徴する代表的な部位が肝臓でした。

大運から病気が生じ始めた時期を探る

 次は勝谷さんの大運に目を向けてみましょう。大運を見ることにより、彼の運勢がどのように変化してきたかが分かります。大運を見ますと、最も忙しく働いていたと思われる40代の時にちょうど【壬辰】という大運が訪れています。水は勝谷さんの忌神であり、なおかつ酒を飲むことを象徴する五行ですから、この時期に相当な量の酒を飲んでいたことが分かります。そしてこの時期のやや無茶な影響が徐々にあらわれ、肝臓に病を発しました。さらに流年運において木が強まる時期にはひどい飲み方をしていたと考えられます。    その後2011年5月からは大運が【癸巳】に変わりますが、ここにも癸水があらわれています。癸は木を生じるのにとても適した水ですから、流年運で木の運に会ったときに肝臓は悲鳴を上げるでしょう。この大運での木運は2014年と2015年でしたが、うつ病と重症アルコール性肝炎を発したのが2015年の【乙未】でした。このことから、水と木が彼の忌神である可能性が非常に高いことがお分かりいただけたかと思います。

勝谷さんの死亡日時から喜神・忌神を探る

 最後に勝谷さんの死亡した日時のエネルギーを見てみましょう。それは2018年11月28日1時48分とされます。
2018年11月28日1時48分の八字
時柱日柱月柱年柱
天干
地支
 これで勝谷さんの忌神が確定的となりました。よく分からない方は四柱推命ページの【五行の力量】を見ていただくと分かりますが、水のエネルギーが最強、次いで木です。これは彼の忌神を物語っているものと考えられます。特に重要なのは、勝谷さんにとって最重要な丙火のエネルギーがこの時間帯には全く絶えていることです。そして地支には亥・子・丑の水の方合が完成するため、圧倒的に水の強い時刻でした。

勝谷さんにとって最良の姓名を考える

 それでは、彼を救う方法はあったのでしょうか?完全に救えるとまでは断言できませんが、姓名に喜神を多く盛り込むことで忌神のエネルギーが大過するのを抑え、それは彼の生命エネルギーに良い変化を及ぼしますから、当然このように早く亡くなることはなかったと考えられます。  勝谷さんにとっては火と土が喜神ですから、つまりは火と土をふんだんに姓名に取り入れなければなりません。このようにすることで、先天的な忌神である金や水や木のエネルギーを極力抑え、喜神である火・土のエネルギーを高めることができるのです。自分を形成している五行エネルギーというものは先天運由来のものであれ、後天運由来のものであれ本質的に同じものですから、姓名に喜神のエネルギーを多く取り込むことでこのように運勢を強めることが可能なのです。(※もちろん、自然界からもそれぞれの五行エネルギーを得ることができます。)  そして彼にとっての最良の姓名ですが、勝谷 ④①のようになるかと思います。他にもパターンがあると思いますが、とりあえず一例を取り上げました。こちらの姓名においては、三才は【水・木・土】と忌神のエネルギーが優位であるものの、外格と総格には火があり、なおかつ人格->外格と火を生じていることから、強い火のエネルギーが保たれています。これに加え、四大運に吉数、なおかつ三才も相生の吉配置ですから、これが勝谷さんにとっての最良名であるということが言えるのです。  つまりこのような最良の姓名を冠しますと、不思議と忌神のエネルギーが抑えられるため性質的にも良い変化があらわれます。具体的には心身に強さと豊かさがもたらされ、そのため無茶をしなくなるなどの落ち着いた性質傾向となりますから、自然と健康を保つようになるのです。またそのような性質の変化により、当然対人関係や仕事運なども良くなりますから、付随してあらゆる運勢が向上するという素晴らしい恵みがあるでしょう。  こういうことですので、皆さんの中でも心身の調子が優れず名前も悪いという方は、一度改名を検討してみると良いでしょう。当サイトの【改名サービス】では先天運も含めて最良名をご提示しておりますので、心配な方はそちらをご利用下さい。  最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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