姓名判断の虎の舞は、五格剖象方を基本とし、姓名の根幹である「天・人・地」三才を重視する姓名判断サイトです。

運が良くなるビジネスネームのすすめ

今回は『運が良くなるビジネスネームのすすめ』というテーマで、姓名判断的に運気の強いビジネスネームの付け方を解説してみたいと思います。まずはじめに「ビジネスネームと改名や通名とはどこが違うの?」と思われた方もいると思いますので、簡単に説明しておきたいと思います。「ビジネスネーム」とは、仕事上における本名とは別の名前のことです。ですから作家さんの筆名や、芸名なども「ビジネスネーム」ということができるでしょう。

 

対して「通名(通称名の略)」とは、ビジネスにかかわらず、日常において本名とは別に用いる名前のことです。通名は、たとえば外国人が日本語名を名乗る場合や、自分の本名を隠して別名を名乗りたい場合などに用いられます。また「改名」は、文字通り自分の本名を「別名に改める」ということですが、戸籍上の名前はそのままにしながら通名を用いる場合にも「改名」と言うことがあります。イメージとしては、「通名・改名」はよりプライベートで、「ビジネスネーム」はパブリック(公的)な印象があると言えるでしょう。

 

最近は本名と別にビジネスネームをもっている方も増えてきているようですが、どうせなら「運の強いビジネスネーム」を付けると仕事運や対人運が上がって良いと思います。ということで姓名判断を用いた「運の上がるビジネスネーム」の付け方を解説していきます。

運の強いビジネスネームを付けるメリット

まず、一般的にビジネスネームを用いる動機としては「自分の気に入った名前で活動したい」「公私の区別を付けたい」「顧客やユーザーに覚えてもらいやすい名前を使いたい」「本名を隠したい」などがあると思います。しかしそれだけではなく、良い名前を付けると「運が良くなる」という素晴らしいメリットがあります。ですから、特に本名が姓名判断的にあまり良くないという場合には、まずはビジネスネームを考えてみると良いでしょう。それでは、ビジネスネームを用いた時の具体的なメリットを見てみましょう。

仕事での対人運や成功運が上がる

四大運に吉数をもち、なおかつ三才の配置が良好な姓名は、それだけで成功運を上げてくれる効果があります。このような姓名の暗示力はその名前を身につけると、自然とその人の性質となってあらわれてきますので、使えば使うほど運の高まりを感じるでしょう。事実、ビジネスネームを用いたからといって突然急激に運が上がるというものではありませんが、徐々に新しいビジネスネームが馴染んでくるのと比例して、自分や周りにも良い変化が起こるでしょう。

たとえば姓名に金気が強くなおかつ相剋が多いために気性が荒く、いつもトゲトゲしていて周囲から警戒されているような人であれば、良いビジネスネームを用いることによって、そのような性格上の荒さが徐々に和らいできます。すると当然のことながら、周囲からも良い評価を得だして、仕事での成功運も上がっていくというわけです。概して良名をもつ人は周囲から目を掛けられやすいですので、自分の実力以外にも、上司の引き立てなどによって成功していく人も多いでしょう。

また、吉名をもつとその姓名の数意がもたらす誘導力が、自然と良い運を運んでくるという暗示があります。これが四大運の数が秘めた暗示力です。ですから四大運に吉数を入れるだけでも、かなり運勢の向上が見込めるでしょう。可能であれば、そのビジネスに適した運数をどこかに入れることで、より才能を発揮しやすくなります。

さらに、三才の配置を整えることも忘れてはいけません。三才は四大運の数意の吉凶を左右するほどの力をもっていますので、凶数が多くても三才が良ければ意外な発達をしたり、吉数が多くても三才が悪ければ伸び悩んだりという現象が出てきます。これは、人格と他格との相剋関係がその人の性質にダイレクトに影響を及ぼすからです。詳しい解説は省きますが、三才はビジネスでの対人運や成功運を司っています。

このようなことですので、姓名判断的に良いビジネスネームをもつことは、大変おすすめできることなのです。次は、具体的なビジネスネームの付け方を見ていきましょう。

 

姓名判断を考慮してビジネスネームを付ける

五格の構成や四大運に気を配ることは、当サイトのユーザーの方でしたら既に当たり前のことだと多います。ただ、慣れない方は「どこからどのように名前を考えていったらいいか分からない」という方も多いと思いますので、私が普段から行っている命名手法を元に解説をしていきます。ただし、あまり具体的にやっていると記事が非常に長くなってしまいますので、簡潔にお話致します。

数配置に文字を当てはめていく

実は、命名において文字や音からいきなり入ると、文字の組み合わせと画数の関係で行ったり来たりを繰り返しやすいため、まずは数配置を取り、そこに文字を当てはめていく方法をおすすめ致します。数配置とは、単に「[1][2](苗字) - [3][4](名前)」のような数の組み合わせのことです。吉名の配置を作ってしまえば、この数字部分に文字を入れれば名前が完成するため、非常に効率的に吉名を作ることができます。

数配置からビジネスネームを作成する場合、もちろん気に入った文字が使えない可能性はあるのですが、まずは運勢第一ということで考えることができれば、最も効率よく名付けを行なうことができるのです。

苗字が決まっている場合

たとえば自分の苗字をそのまま使いたい場合など、苗字が決まっている場合は比較的簡単です。「青山」という苗字であれば、当サイトの鑑定画面に姓を御入力いただき、名の欄に1から順に数字を入れていきます。「例:青山 ①」のように。すると、どこかで人格吉数、なおかつ天格・人格の関係も相生となりますから、そうなったら名前の二文字目をまた同じように1から順番に入れていきます。(一文字名をご希望の場合は、吉数と三才が揃うまで順に数を入れていきます。苗字によっては、一文字名では完璧な吉名が作れないことが多いです。)

「青山」の場合は、たとえば「青山 - [8][5]」という吉配置がありますから、これを用いるとします。そうしたら、後はその数字に文字を当てはめていくだけです。この方が、おそらくは文字や音から名前を考えるよりも、ずっと早く効率的に命名が行えるはずです。もちろん、根気のある方は文字や音を決めてかかってから命名を行ってもよいです。

名前が決まっている場合

もし名前が決まっているという場合は、今度はさきほどの逆パターンで数配置を取っていきます。ところで、名前は総画数が吉数となる名前を選んでください。当サイトの姓名入力欄の名前部分にお名前を入力し、今度は苗字の一文字目に1から順に文字を入れていきます。人格が吉数になり、人格と地格関係が相生になりましたら、今度は天格の一文字目を決めていきます(二文字姓の場合)。たとえば「[8][3] - 昂史」という具合です。その後、数字部分に実際の文字をいれて完成です。こちらも少し根気が要りますが、数配置さえ決まってしまえばあとは楽です。

苗字も名前も固定せずに命名する場合

また、苗字および名前を固定せずに姓名形式の数配置を作成する方法もあります。たとえば三才が【木・木・火】の「[8][3] - [8][5]」という組み合わせでしたら、これを一つずつずらして「[9][2] - [9][4]」でも全く同じ構成となりますので、このようにして一定のパターンの数配置群を作成するという方法です。ただし厳密には、数をずらしますと五格構成は同じでも構成数が異なりますので、性質や運勢などに若干の差異が生じます。

出来上がったら、その数字に同じように文字を当てはめていきますが、やはり苗字や名前のどちらか一方を決めておいた方に比べると、作成に時間が掛かると思います。この方法は、少々面倒なのであまりおすすめはできません。

単名のビジネスネームの場合

「ひろし」など単名の場合は話は簡単です。ただその総画数を吉数にすればいいのです。ただし単名の場合は、自分の本名の数意とそのビジネスネームの運勢が関わってくるため、より成功運の強いビジネスネームを付けたい場合は、本名の人格も考慮するべきです。具体的な方法につきましては、『成功運の強い社名・屋号・芸名などの付け方』で解説していますのでこちらを参考にしてください。私の場合は、さらに先天運から自分の喜神を導き出した上で、最良の一点を出しています。

特定の数を入れたいという場合

たとえば金運数である24をどこかに入れたいという場合であれば、まずはその数をどの格に入れるかを決めた上で名前を構成していくと良いでしょう。これは上記の数配置から命名を行なうより少し面倒くさいと思います。たとえば前運であれば、名前の総数が24になるような名前を決定します。ところが、外格や人格や総格といった部位は、これらを構成する格が二つ以上に渡るため、少々面倒なのです。この場合は、根気よく文字を組み合わせていくしかないでしょう。

また、三才別に様々な数配置群を取っておき、そのパターンから特定の格に特定の数のある数配置を抜き出すという方法もありますが、これも面倒な方法ですのであまりおすすめはできません。

三文字姓や三文字名の作り方は?

三文字姓や三文字名を作りたいという場合は、まずは姓・名どちらかを決定していただき、先程のように数を入れていくという方法がおすすめです。ところがもし姓が決まっていて、それに三文字名をあわせたいという場合は、二文字名形式の数配置を展開するという方法があります。これは簡単で、名前の二文字目の数を割るだけです。たとえば「[8][3] - [8][16]」という配置でしたら、名前の二文字目である[16]数を割り、「[8][3] - [8][8][8]」などとします。もちろん「[8][3] - [8][1][15]」などでも良く、要は2文字目の数+3文字目の数が[16]となれば良いのです。苗字も同じで、外側の数(苗字の一文字目)を展開してやります。

先天運を考慮するとさらに運気アップ

四大運や三才の良いビジネスネームをもつだけでも吉ですが、先天運を考慮するとさらに強い運勢を有するビジネスネームとなります。先天運とはもって生まれた「運気」のことで、誰でも喜神・忌神といったものがあります。喜神はその者にとって喜ばしい吉神。忌神はその者によって忌むべき悪神です。これら喜神・忌神は木・火・土・金・水の五行であらわせるものですから、誰でも自分にとって良い影響を与えてくれる五行というものがあるのです。この理屈を命名に適用することが「先天運を考慮する」ということであり、つまりは姓名に喜神を入れますと、より喜ばしい運気になりますよということなのです。

ただ、四柱推命を用いた命名方法はかなりややこしいため、ここでの説明は省略させてください。もし先天運も考慮したいという意欲のある方は、ご自身で喜神を導きだすか、私の方でも有料で名付けを行っていますのでそちらをご利用ください。