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女優の吉瀬美智子さんが離婚!家庭内不和や離婚の暗示ある寡婦運とはなにか?

今回は、最近離婚を発表した女優の吉瀬美智子さんの姓名について解説をしたいと思います。家庭内不和や離婚に陥る既婚女性の姓名には、かなり高い確率で寡婦運数というものがあらわれているのですが、吉瀬さんの姓名にもこの寡婦運数があらわれていました。それは一体どんなものなのか、早速見ていきましょう。

吉瀬美智子さんの姓名にある二つの寡婦運数

吉瀬美智子さんの結婚・離婚については、ウィキペディアに以下のように記載されていました。

モデルから女優への転身を支えた10歳年上の実業家の一般男性と、出会いから5年の歳月を経た2010年12月25日に結婚。同月28日に自身のブログを通じて発表した。

結婚3年目となる2013年2月21日に第1子妊娠を発表し、同年7月17日に女児を出産。また、2016年7月14日に第2子妊娠を発表し、同年10月26日に女児を出産した。

2019年には第12回ベストマザー賞の芸能部門を受賞した。

2021年4月7日、所属事務所の公式サイト及び自身のツイッターを通じて離婚を発表した。

引用:ウィキペディア(吉瀬美智子)

この情報によると、吉瀬さんは2010年末に結婚。その後二人の子供に恵まれ、2019年にはベストマザー賞を受賞するも、その2年後に離婚を発表しています。その裏には何があったのでしょうか。それを読み解く鍵が姓名にあるというわけです。

そこで早速、吉瀬さんの姓名をうかがってみましょう。吉瀬さんの姓名構造は以下のようになっていました。

吉瀬美智子
天格・26数・陰土
人格・29数・陽水
地格・24数・陰火
外格・21数・陽木
総格・50数・陰水
三才【土・水・火】

吉瀬さんは上記のような姓名構造となっていますが、実は人格の29と外格の21という数が寡婦運数と呼ばれるものなのです。

ちなみに結婚後の本名は『吉瀬美智子』ではありませんが、吉瀬さんは仕事でこちらの名前を用いているため、本名の影響力も強く働いてきます。また未婚女性の姓名(総運以外)に寡婦運数がある場合、多くは婚期が遅れる傾向となりますが、この点も吉瀬さんの境遇と合致しています。

吉瀬美智子さんの結婚後の姓名にあった最も強烈な寡婦運数

さらに結婚後の姓名についても見ていきましょう。吉瀬さんは実業家の田中健彦さんという方と結婚をしていたようなので、それだと結婚後の姓名構造は以下である可能性があります。

田中美智子
天格・9数・陽水
人格・13数・陽火
地格・24数・陰火
外格・20数・陰水
総格・33数・陽火
三才【水・火・火】

驚くべきことに、こちらにも寡婦運数が入っていました。後ほど解説をしていきますが、実は総格にある33というのが寡婦運数であります。しかも、この33という数は寡婦運数の中でも最も強烈なものであるとされています。

この33という数は大吉数として覚えている方もいると思いますので、寡婦運数と言われても?となる人も多いことと思います。

しかも、三才構造は【水・火・火】と成功関係相剋し家庭運凶。また、自身をあらわす人格と、配偶者をあらわす外格が相剋しているため、これも不和や行き違いから離婚となる暗示があります。

具体的には、人格の13数・陽火に対し、天格と外格に水があるため、これは火が水に圧迫されている形です。つまり、吉瀬さんの結婚後の運勢は、旦那さんの仕事等何らかの事情によって圧迫的暗示があり、これによって実は結婚生活にストレスを感じていたことが分かるのです。

このため、寡婦運数と三才の相剋が二つ見られる場合は、とても結婚後の運勢は弱く、非常に辛い結婚生活を強いられるという暗示になります。

夫との不和や離婚の暗示ある四つの寡婦運数とはなにか?

それでは寡婦運数について、具体的に見ていきましょう。

実は姓名判断においては、昔から既婚女性において結婚・家庭運が凶となる数があります。昔からと言っても、これから紹介する寡婦運数を定めたのは熊﨑式姓名判断の始祖である熊﨑健旺という人なので、それ以外の流派の人、あるいは熊﨑式に触れたことのない人は全く知らないか、あるいは『寡婦運なんてそんなものはない!』なんて言っている人もいます。

しかし多くの既婚女性の姓名をうかがってみると、たしかに家庭不和や離婚に遭っている女性は寡婦運数をもつことが多く、なぜなら寡婦運数にはその性質から、夫と不和や対立関係に陥りやすい傾向があるからなのです。次は寡婦運数別に、その性情を説明していきましょう。

四つの寡婦運数とその性質傾向

  • 21: 元来大吉数と言われる頭領運数。大変気質が強く剛毅で、実直タイプ。21は権威欲が旺盛なため仕事優先の男性においては大吉数となるが、女性には強すぎるため、特に家庭においては不和あり。
  • 23: 元来大吉数と言われる頭領運数。大変気質が強く剛毅で、熱く積極果敢なタイプ。気質は男性的で勢いがあり、気が強く、何事も実直に主張する気概あり。このため既婚女性は夫を剋す傾向が強い
  • 33: 元来大強運数と言われる頭領運数。大変気質が強く剛毅で、熱く積極果敢なタイプ。気質は23と同様・陽火の数のため勢いが強く積極的で勝ち気、権勢も一際強い。このため結婚運は寡婦運中最も凶と言われる。
  • 39: 元来大吉数と言われる頭領運数。知力・権威欲・統率力高く社会的な成功運が大変強い。ただし既婚女性においては夫と不和対立、または夫に先立たれて孤独となる。

以上を見てお分かりいただけたと思うのですが、すべて寡婦運数には『頭領運数』というキーワードが共通して入っています。この『頭領運』とは昔の姓名判断の書籍に出てくる言葉ですが、現代風にいうと『リーダー運』であり、つまりは衆人の上に立って先導するほどのエネルギーと権威を有するということで、古来より特に貴重な運数として言われてきた数でもあるのです。

そんなリーダー運の特徴としては、やはり衆人を統率するだけあって剛毅・勝ち気・権威欲旺盛なのが寡婦運数の特徴であります。このため社会で活躍する男性(女性も)には概ね吉となるのですが、特に平和で幸福な結婚生活を望む主婦にとっては往々にして凶になるというわけなのです。

この寡婦運の影響は当然無意識に作用しますので、どのような女性でも寡婦運数をもつ場合は、剛毅・勝ち気・権威的性情へと変化します。もちろん外見からはそうは全く見えない女性も多いのですが、実は家庭ではそのような寡婦運の気質が徐々にあらわれ、不満が溜まった夫と対立や不和に陥るというわけなのです。

また、準寡婦運数というのも定められています。

  • 28: 剛毅かつ独断的気性をもつ凶数。男性・女性ともに対人運が悪いが、既婚女性においては夫を抑圧する不和の暗示あり。
  • 29: こちらも準寡婦運数。28よりは性質が柔らかく社交性もあるが、抑制されることを好まないため、家庭に収まることができず離婚となる人多し。

ちなみに寡婦運数をもつ既婚女性における具体的な事象としては、夫に対する支配・批判・小言・反抗・対立などがありますが、配偶者となる男性の特徴として『元々性質が弱く優しい男性を選ぶ傾向がある』のも寡婦運数をもつ女性の特徴です。これはおそらく、寡婦運数が姓名に入る女性というのは先天的に剛毅果断な性質をもつため、ある程度自分の言うことを聞いてくれる男性を無意識的に選んでいるということでしょう。

しかし、実はそのようなケースだけではないのです。

寡婦運をもつ女性は夫の運気を弱めてしまう!?~典型的なサゲマンの相

先ほど寡婦運数をもつ女性は弱めの男性を選ぶ傾向があるというお話をしましたが、もしそうではなく、結婚した男性が権威的で強い性情だった場合はどうなるでしょうか?この場合、当然寡婦運をもつ女性は威圧的な男性に反抗的となりますので、対立関係となるでしょう。

そしてもし男性側が『これはとても敵わない!』となった場合は、今度は妻が夫を目下とし、言わば尻に敷く形となるのは当然であります。それで妻が夫をうまく転がすことができればいいのですが、寡婦運数をもつタイプは夫を立てることができず、その後も都度攻撃してしまう傾向があるのです。

つまり、夫の悪い部分が意識に上りやすく、それを気の強い寡婦運女性は逐一口に出すため、段々と男性側が弱ってくるというわけです。これは私の母親と父親の関係が全くその通りであり、はじめは意気昂然と主張していた父親も、それを逐一批判する母親の態度に長年さらされ続けた結果、やがては意気消沈というような状態となり、当然そうなれば性格も健康も運勢も次第に弱々しくなってしまうのです。

母親からしてみれば、『いやそれはお父さんが悪いんだから!』となるのですが、悪い人に悪いと率直に言うことで悪いものがどんどん悪くなり、結果的に夫の運をどんどん下げてしまうのですね。で、自分はそれに気づいていないという笑えない話なのですが、これが寡婦運が典型的なサゲマンの相だという単純な理由でございます。

また寡婦運数を主張した熊﨑氏は、寡婦運数の凶暗示を『暗闘』とも表現しています。これは、寡婦数の凶暗示が目に見えず、姓名に寡婦数をもった妻が夫の運勢を暗に剋し弱めることを表現したものであり、これは『夫の運勢は目に見えず(表面的な対立などはないのに)弱くなる』という可能性を示唆しています。

寡婦運数が時代に関係なく既婚女性において凶となる理由

たまに、『寡婦運は今の女性が活躍する時代においては吉も凶もない』というようなことを言う人がいます。または、『今は女性が男性に仕えるような時代じゃないんだから、寡婦運なんて何を言っているんだ!』なんて言う人がいるのですが、これは半分正解・半分不正解ということが言えます。

なぜなら陰陽理論では、男性は元々が陽の存在であり、女性は元々が陰の存在であるため、それぞれに合う数(性質)というものがあるからなのです。つまり、元々陽の存在であり、社会でしっかりと活躍しなければならない男性は強い数(寡婦運数のような)が合い、反対に元々陰の存在であり、家庭を守る存在である女性には温和な数のほうが合う、つまり幸福となるわけなのです。

その理屈で言いますと、女性でも『結婚なんかどうでもいい!私はただ経営者として成功したい』という人であれば、むしろ寡婦運数(頭領運数)を姓名に入れることを私はおすすめしています。たしかに成功した経営者や女優さんなどの姓名をうかがっていると、よく寡婦運数が入っているのですが、これは逆境に負けないほどの強い気質を姓名から得たということなのです。

そのため、当然『家族と平穏で幸福な結婚生活を送りたい』という女性においては、寡婦運数というのは強すぎるため凶となるのです。特に夫との関係を良好にしたいという場合は、21・23・33・39の四つの数は入れないほうが賢明です。

姓名に寡婦運数をもつ女性の運命・4人の実例

最後に、私の周りにいる、寡婦運をもつ4人の女性の境遇について簡単に語っておきたいと思います。Aさん・Bさん・Cさん・Dさんの4人です。

Aさん:60代既婚女性(総格に33)
Aさんは結婚して30年ほど。子供は二人いる。一見すると普通の気の優しそうなオバサンに見えるが、口が非常に強く批判精神旺盛、早口なほうで、頭の回転もかなり早い様子。口癖は『お父さんダメだよ!』。性格的に無鉄砲なタイプの夫に小言を言うのが癖で、昔からよく夫婦喧嘩を起こす(一度Aさんが流血し病院へ運ばれるという事件あり)。夫は肺や肝臓など病歴あり、病弱傾向。『結婚後一回も幸せと思ったことはない』と洩らし、姓名には寡婦運数の他、凶数あり。
Bさん:60代既婚女性(総格に21)
Bさんは、稼ぎが悪く金銭にだらしのない夫に悩むとともに、都度批判。また何事にも無関心的な夫に長く不満あり。夫が妻の機嫌を損ねないように気を遣っているため夫婦はそこそこのコミュニケーションもあり、離婚こそしていないが、もし子供がいなくなって二人きりになったら夫との関係が心配と本音を洩らすAさん。
Cさん:50代既婚女性(総格に23)
一見するとよく一緒にいる仲の良さそうな夫婦だが、Cさんと酒を飲んだ途端夫への不満噴出。どうやら夫(姓名三才良く、頭領運数あり)がかなり亭主関白で威圧的なタイプらしく、その抑圧に絶えられないとのこと。そのため夫のいない酒の席では、ほぼ夫に対する陰口で終わる。Cさんはそんなストレスを長年溜めていたせいか、近年体調が悪い様子。
Dさん:70代既婚女性(総格に23)
Dさんは寡婦運の他、姓名自体の構造がとても悪いせいもあり、昔から肺炎を繰り返しその度に休職するなど病弱多難とのこと。夫も体が弱く、金銭的な苦労絶えず。

以上の4人は離婚こそしていないものの、平穏かつ幸福な家庭とはほど遠く、それぞれ夫に不満を持っているという点が共通しています。また、夫が金銭的にだらしなかったり薄弱・病弱傾向であることが多く、これについてはやはり寡婦運の大きな特徴である、『妻が夫の運気を弱めてしまう』というサゲマン的性質や、寡婦運の暗闘現象が根底にあると言えるでしょう。

そのため寡婦運は、『夫と死別する孤独運』とも言われるのです。

以上、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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