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内藤やす子さん脳出血で『8年間記憶なし…』その姓名にあらわれた凄まじい凶暗示

 今回は女性歌手、内藤やす子さんの姓名を取りあげたいと思います。内藤やす子さんは1950年9月28日に神奈川県横浜市で生まれ、17歳の時にアマチュアのロックバンドのボーカルとなります。その後、24歳の時にスカウトされ、1975年リリースの『弟よ』で歌手デビューを果たしました。そして翌年の1976年には『想い出ぼろぼろ』をリリースし、これが大ヒット、この年の新人賞を総なめにします。また、1989年・1990年と続いてNHK紅白歌合戦にも出場し、1995年にはオーストラリア人であるマイケル・クリスティンソンさんと結婚。しかし、2006年突如、福島県で行われたディナーショーの際に脳内出血で倒れ緊急入院、その後は長く活動を休止し、現在も後遺症に苦しんでいます。一体彼女はどのような姓名暗示をもっているのか。具体的に鑑ていきましょう。  まずは女性自身が伝えている、内藤さんの最近の様子を引用します。
 「倒れる予兆は、気が付かなかったけれど、たぶんあったんでしょうね。というのは、私は倒れる3年ぐらい前から何があったか思い出せないんです。ただ、当時から血圧は高くて。お医者さんに、お酒は控えなさい。タバコは吸ってはいけないと言われていたことは覚えています。にもかかわらず、毎晩バーボンをグイグイやっていたし、タバコも多い日は5箱ぐらい吸っていましたから。こうした不摂生がたたったんでしょうね」  そう当時を振り返るのは歌手・内藤やす子さん(66)。75年、デビュー曲『弟よ』で一躍脚光を浴び、その後、『想い出ぼろぼろ』(76年)、『六本木ララバイ』(84年)が大ヒット。89年、90年にはNHK紅白歌合戦にも出場した彼女が、脳出血で倒れたのは06年5月のこと。福島県福島市内のホテルでのディナーショーのさなかだった。幸い命は取りとめたもののこれ以降彼女は「記憶障害」「認識障害」「失語症」「右半身マヒ」という4つの後遺症と闘うことになった――。
 内藤やす子(66歳)。名は人格に24数をもっています。明るく明敏で知力にすぐれ、また豊かな感受性と鋭い感覚をもっており、芸術家や歌手としての才能を存分に有しています。加えて天格には25数の陽土があり、火はこの土を生じますから成功運が極めて強く、その成功は速やかです。実際に彼女は1975年のデビュー後間もなく大ヒット作に恵まれ、一躍トップ歌手に躍り出ます。しかし、皆さんも既にご承知の通り、地格には火を吹き消す9数の強い水があり、基礎運は大凶です。陰火はろうそくの火などに喩えられる弱い火で、この下を滔滔と素早い流れの水が走っていると想像すると、この姓名の危うさがよく分かるのではないでしょうか。  基礎運は運勢の土台です。ですから基礎運にこのような危険な暗示があらわれている場合は、一時的には成功しても没落悲運の凶兆があらわれるのです。ところで1977年9月30日には、彼女は『ハンドバッグの中から大麻が見つかり大麻取締法違反で逮捕(起訴猶予)され、その後芸能活動休止を余儀なく』されました。さらに、ウィキペディアにはこうも書いてあります。『内藤は前日に逮捕された研ナオコの日記から犯行が露見したものであった。この時に逮捕された芸能人には、内藤より年齢やキャリアが上回る大物も少なくなかったが、逮捕時点で最も曲がヒットしていた内藤は、芸能メディアの格好の標的となった。この事件と報道による影響と活動休止は内藤のシンガーとしてのキャリアに大きな瑕となって残り、新曲についても約1年半もの空白期間が発生することとなった。』    しかし、これは自業自得の問題であり、まだ良い方でした。最も大きな災いはやはり、2006年5月28日に福島県福島市でのディナーショーで突如脳内出血で倒れ緊急搬送されたことです。この災いは正に【火・水】の剋によるものです。なぜなら火は心臓や脳・血管等を象徴するからです。ですからこれが水の剋に遭う時は、それこそ脳内出血や心筋梗塞あるいは急性心不全などを起こすことがよくあります。特に内藤さんの場合は水が地格のみならず、外格(10数・陰水)にもあるため、非常に病難を惹起しやすい配置なのです。この時、もし外格に木や火があればこれらは火を助けますから、それほど強い災いとはなり難いのですが、陰火は二格の旺盛な水から剋され、とうとう強い病難を発するに至りました。しかも、天格にも火の気を奪う土があり、火はどんどん弱っていました。  ここで内藤さんのある発言に注目してみましょう。以下です。
 『ただ、当時から血圧は高くて。お医者さんに、お酒は控えなさい。タバコは吸ってはいけないと言われていたことは覚えています。にもかかわらず、毎晩バーボンをグイグイやっていたし、タバコも多い日は5箱ぐらい吸っていましたから。こうした不摂生がたたったんでしょうね。』
 まず、煙草は火の五行であらわされます。これは火が金(肺)を剋すことからも明らかです。そして酒は水の五行であらわされます。水は火(心臓)を剋します。既にご存じの通り、内藤さんの姓名ではこの火と水が強い沖剋を起こしていました。つまりこのような配置の者は、酒や煙草にのめり込みやすく、それによって体を壊す恐れがそうでない者と比べて高いのです。特に内藤さんの場合は火よりも水が旺盛ですから、やはり酒の飲み過ぎが病難を引きよせたということが言えるでしょう。  ですから概して姓名において水が非常に強く、にも関わらずこれを吸い上げる木が全くなかったり、あるいは内藤さんのように水と火が沖を起こしている者などは、酒に溺れやすい傾向があります。また姓名中に【火・金】の剋がある者は、煙草がなかなかやめられなかったり、そうでなくとも肺を壊しやすいような仕事をしていたりします。また水が剋にあっている者は神経が萎えやすく、自律神経失調症や冷え、ひどい場合はうつ病、また水は血流をあらわすため高血圧も引き起こしやすいでしょう。その他の五行にも全て割り当てがあります。しかし、これも姓名だけではなく、必ず先天運も参照してみなければ詳しいことは分かりません。

内藤さんは本名にも急変運あり

 内藤さんの本名は内藤泰子というそうです。この名前においても【土・水・木】という急変運があらわれていますが、これは『内藤やす子』よりもその凶意はかなり軽いと言えるでしょう。というのも水を剋す土は天格に一つだけ、しかも外格には水をよく生じてくれる陽金があるからです。この金は配偶者をあらわしています。話によると、夫のマイケルさんはこれまで彼女の『経済的な面を含めて生活すべての面倒を見ていた』そうです。  ここで、では『内藤やす子』と『内藤泰子』のどちらの姓名暗示が、彼女にとっては強く働いていたのかという疑問が湧くかもしれません。これは推測ですが、あのような大きな病難を発したことから考えると、『内藤やす子』の方がその影響力本名に勝っていたと考えるのが順当だと思います。また、歌手や芸能人であれば、『内藤やす子』という名前でデビューをすれば、その名前が広く拡散して自分の目にも飛びこんできますから、意識の上でも「私は内藤やす子」だという認識があらわれやすいと言えます。名前の影響力は戸籍に登録された名前が最も強く影響するわけではなく、自分の意識の上で『自分の名前だと強く認識している名前』の影響が最も強くあらわれますから、芸能人などは芸名の影響が比較的速やかにあらわれてくるのです。  再び『内藤やす子』に注目してみると、総運には破滅や離散などをあらわす大凶数34があらわれています。この数の影響も当然のことながら強く、彼女を破滅させようと襲ってきます。特に総運の影響は40歳前後から顕著になり、60歳後は特に強まりますから、後年は災難・病難・離散など凶事が頻出するのもこの数の特徴であります。ですから総合すると、『内藤やす子』という姓名は極めて悪く、計り知れないほどの凶運を秘めており、どれほど先天的に恵まれた者であってもこの名を身に付ければ、自ずと凶運を招きやがては病弱・病難を発し、最悪は早世するということにもなりかねません。こういうと脅かすようではありますが、「姓名は生命そのもの」ですから、バランスの悪い不調和の名前を冠した時には、その不調和がそのままその者の性質や健康状態を決定すると考えれば、姓名の重要性がご理解いただけるかと思います。  最後に内藤さん同様、急変的な病難を発した有名人の姓名を少しだけ見、終わりにしたいと思います。
宮川 大助さん(漫才師)
『頭の中で”ブチッ”って音がしたんです。その瞬間、左半身が痺れだしました。真っすぐ立つことができず、床が斜めに見えました。『いま頭の中で血があふれ出てるんだろうな。きっとこのまま昏睡状態に入っていくんだろうな』と……』。2007年に突然脳出血を起こす。姓名には【土・水】の急変運があらわれており、急変病難の気あり。水は血流をあらわすため、これが剋されるということは、高血圧や血流障害などあり。
磯野 貴理子さん(タレント)
『2014年10月23日、自宅で体調不良を訴え、夫の付き添いのもと救急搬送された。検査の結果、脳梗塞と診断されたが、命に別状はないとのこと。』その三才は【金・火・金】であり、火が上下の金を剋している。火は心臓・血管等をあらわすため、これが金を強く剋すということは、当然心臓・血管に強い負担が掛かっているということであり、病難の気濃厚。
宝田 明さん(俳優)
『50代の時に心筋梗塞を起こす。血管の96%以上が狭まっていてた。その頃、宝田さんは早く酔いたくて、ビールにブランデーを混ぜ何十杯も飲み、たばこは1日40本吸っていたらしい。』三才には【火・水】の剋があり、突発的な病難あり。また、酒は水、煙草は火であらわされ、これらに溺れやすい傾向もあり。
笑福亭 笑瓶さん(落語家)
『2015年12月29日、千葉県内のゴルフ場でプレー中に胸の痛みを訴え、ドクターヘリで県内の病院に搬送され入院。2016年1月14日に退院し、1月19日に『大阪ほんわかテレビ』の収録で仕事復帰した。2月25日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ)の収録で、病名が「急性大動脈解離」だったことを公表。』三才に【火・水】の剋があらわれているため、心臓や血管に関わる病難を発しやすい。また、総運の54数も後年病難に見舞われやすい大凶数である。

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