山口達也さん（元TOKIO）の姓名と先天運にあらわれた悪運を解説！
皆様こんにちは。平素より虎の舞をご訪問いただき誠にありがとうございます。今回の記事は2018年に書いた【TOKIOの山口達也さん強制わいせつ騒動、その姓名・先天運にあらわれた悪運を読む】という記事を改変したものです。当記事には説明不足な点、また修正が必要な点などがありましたので、今回のバイク事故を機にあらためて記事を書き直しました。山口さんの姓名および先天運の両面から、彼の性質傾向や運勢を探っていきたいと思います。早速見ていきましょう。
山口達也さんの姓名と運勢
まずは山口さんの姓名から性質や運勢を紐解いていきます。山口さんの姓名構造は以下のようになっております。
- 山口 達也
- 天格・6数・陰土
人格・19数・陽水
地格・19数・陽水
外格・6数・陰土
総格・25数・陽土
三才【土・水・水】
性質と運勢というものは実は密接に関係するものですので、まずは性質傾向を深く洞察することが運勢を語る上でも大変大切です。
姓名から見る性質傾向
まず注目すべきは姓名（生命）の核である人格であります。人格は19・陽水であり、極めて活動性の高い性質を備えています。元来が陽水の人は行動力・知力ともに非常に優れており、頭の回転が速く俊敏な活動力を有し、じっとしていることのできないタイプです。知力明敏ですがじっくりと考えるようなタイプではなく、直感やひらめきを頼りに次から次へと行動を起こしていくようなところがあります。
また陽水の人は短気ですが、執着することをほとんどしません。その性質は素早く流れる水のようなもので、急進的でありながらも極めて淡泊であります。また才能は多角的であり、様々な分野に興味をもちますが、少々飽きっぽいところもあります。
ただし性質は人格の数のみが物語るわけではなく、他格も影響を与えます。特に地格の数は潜在的性質の発露する部位と言われ、山口さんの潜在的・内在的性質を秘めますが、山口さんはこの部位も19・陽水です。このため山口さんはとても強い水の性質をもっていると言って良いでしょう。水は行動的で直感的であることに加え、姓名には印の金がないことから、深く考えることは苦手なタイプのようです。
人格と他格関係から見る性質傾向～相剋により意志薄弱となる例
また次に注目する点は三才の並び、そして人格と外格の関係です。山口さんは天格と外格に陰の土をもち、この土と人格の水が相剋しています。これは性質にどういう影響があるのかというと、土は水のエネルギーを弱める五行ですので、当然土の存在によって水の性質的特徴も弱められると考えることができます。
このため、先ほど言ったような陽水の行動的・積極的・知力旺盛といった面が、山口さんにおいてはやや弱いと言えるでしょう。逆に、三才【水・水・金】などの人は水の性質特徴が極めて強くあらわれる人です。
また人格が他格から剋されることにより、性質はやや薄弱となり、意志が弱くなる傾向もあらわれます。これは姓名エネルギーの格である人格が剋されるため言わば当然のことであり、特に人格が二格から剋を受ける人は意志薄弱・怠惰・ネガティブ思考・陰湿等の傾向がかなり強まるのです。
ただし山口さんの外格は和気があり協調性の高い6数ですから、周囲からはそのようには見えないかもしれません。
四大運から見る運勢傾向～凶数19の災いと傾向
運勢を語る上でまず重要なのは四大運の数です。数に吉凶はない！という占い師の方もいますが、姓名と数に深く着目してみると個々の数による性質・運勢への影響があるのは明らかであり、それによって深く運勢を洞察することが可能となります。
山口さんの姓名には19という二つの数があり、この19という数は古来より大凶数と言われてきました。実際には、数の凶意・影響というものは全て同一ではなく、姓名の構造また先天運との関係によって大きく変化するものなのですが、19の数による基本的な凶意・忌象といったものもありますので、ここであらためて確認をしておきましょう。以下は昔から言われている19の忌象です。
- 刑罰殺傷に遭う（犯罪に巻き込まれる・犯罪を犯す・警察の厄介になること）
- 事故運（※特に三才に難がある場合に凶意が増す）
- 逆境多難の運（※同上）
- 孤独・孤立しやすい（ここで言う孤独とは、自ら好きで孤独となっているような場合ではなく、離婚や絶縁などの境遇を言う）
以上が19の基本的な凶意ですが、まずはこれらが山口さんに当てはまっているかを簡単に検証してみましょう。
- 刑罰殺傷 - 2011年に道路交通法違反（無免許運転）で書類送検される。2018年強制わいせつを行った容疑で書類送検。2020年飲酒運転。
- 事故運 - 2020年バイクで事故
- 逆境多難の運 - TOKIO脱退、離婚、犯罪を犯し世間を騒がすなどの人生波乱と没落
- 孤独・孤立しやすい - TOKIO（メンバー）との別れ。離婚（妻・子供との別れ）
このように山口さんの場合は一応すべて当てはまっていますが、人格に19数をもつからと言って、全ての人がこれに当てはまるとは限りません。それは、やはり数の運勢は三才に大きな影響を受けるということ、また先天運も大いに関係してくるためです。
三才から見る運勢傾向～三才相剋による多難と波乱の暗示
三才においては、山口さんは【土・水・水】と天格に剋されるということ。また外格にも土があり、二格の土に水が剋されるということが数の凶意を増していると考えることができます。ちなみに【土・水・水】という三才そのものの説明としては『時に大勢力を発揮する者あれど、多くは病難・失意・孤独に落ちる。また運命抑圧の暗示強く、労するも功得難く、周囲から非難を浴びる事多し。』というものです。この部分の『時に大勢力を発揮する者あれど』というのは、水の勢いを表現しているのですが、地格・人格の水ですので、概して前半生に強い勢いがあるということです。
また天格と人格の関係は成功運を象徴するものですので、天格による人格の剋は『成功多難』『一時的に成功しても没落しやすい』ことを物語っています。また多くの場合、成功運が弱い人は成功しても（周囲から成功しているように見えても）不満が絶えない人が多いのも特徴です。
そして人格と地格の関係は基礎運ですが、これは水・水となっています。水は比和関係なので良いと判断している占い師もいますが、実は人格と地格の【水水】は流れ去る・流亡・孤独といった暗示を内包しており、特に後半生に至って孤独で寂しい境遇に陥る人が多いようです。
人格と外格関係に見る結婚運と離婚の相
また山口さんは2008年に結婚をしましたが、2016年に離婚をしています。先ほども解説したように、人格・19の数意に離婚や離別の相があるのですが、人格は他格との関係によって運勢が変化するため、さらに人格と外格の関係をうかがうことにより、結婚運をより深く洞察することが可能となります。
それは外格が配偶者を象徴するためです。つまり人格（自身）に対して、外格（配偶者）との関係をうかがうことによって、結婚家庭運をさらに詳しく見ることができるわけです。そして山口さんの人格は19・陽水に対し、外格は6・陰土の相剋関係であります。この暗示は概して以下となります。
- 外格が人格を剋する関係であるため、妻が山口さんに不満を抱きやすい
- 外格の陰土は人格の陽水と陰陽が交わるため、互いへの理解はある状態。このため派手な喧嘩や対立はないものの、互いに不満を抱く形となる。
- 人格と外格の間に距離（相剋）があるため、結婚生活は心的・物理的に距離が生まれやすい。その結果、離婚となりやすい。
このようなことが言えると思います。しかしながら、結婚運は二人あってのものですから、配偶者側の姓名も見てみなければ正確なことは言えません。
アルコールや薬物に溺れやすい姓名の傾向
既に説明してきたように、姓名は意志の強さや精神の安定度をあらわします。このため特に三才に強い相剋がある場合は、意志が弱く、欲望に流されやすい傾向となるのです。もちろん姓名だけが精神力に影響しているわけではないため一概に言うことはできませんが、山口さんは人格が二格に剋されるため、意志薄弱な傾向があり、また自制心が弱く、したがって自身の欲求に流されてしまう傾向があると言えるでしょう。
実際に薬物関係で逮捕された多くの人物の姓名をうかがってみると、その大多数に三才の相剋があるのが見て取れます。またアルコール摂取は水に象徴されるため、水が多い人はアルコール依存になりやすい傾向があるのですが、これについては後の先天運の項目でお話したいと思います。
山口達也さんの先天運と運勢
今回は先天運の解読は行いません。山口さんの先天運解読は、四柱推命旺の【日干の強弱判断実例3～山口達也さんの日干強弱と喜神・忌神】という記事で詳しく解説をしておりますので、こちらをお読みください。
大運と経歴の照合によって明らかになった山口さんの喜神・忌神
以上の記事の中で、山口さんの喜神・忌神は既に明らかとなっています。結果は以下です。
- 日干: 庚金
- 格局: 傷官格
- 日干の強弱: 身弱（中弱～極弱）
- 用神: 戊土
- 喜神: 土
- 忌神: 水・木
- 閑神: 金・火
- 調候：丙火
山口さんは日干・庚金であり、傷官格。そして食傷の水が大過する身弱の命です。このため水と木が忌神。喜神は土のみ。金と火が閑神ですが、火はより喜に近いでしょう。
以上のことから、水や木が歳運にて強まると忌象（悪い出来事）が発生しやすく、逆に土が巡ると喜象（良い出来事）が発生しやすいことが分かります。2020年、流年運は【庚子】の水強であるため、山口さんにとって現在は特に悪い運勢が訪れていると言えます。
姓名と先天運のバランスの悪さが悪運を招く
これまでも何度か解説していることですが、先天的な忌神が姓名に多くあると悪運を招く傾向があります。特に先天運における偏りが強い人の場合は、そのアンバランスの傾向がさらに強まるため、波乱の度合いも増してくるのです。これは運勢に悪影響があることはもちろん、健康運の悪化を招来することが多くあります。
そこで改めて山口さんの姓名を見てみましょう。山口さんの姓名には、忌神の水が人格と地格の二つにあるため、先天運との関係が良くありません。他格には喜神の土があるものの、水と相剋することによって土の喜の作用が損なわれています。つまり姓名にある二格の水は先天運のアンバランスをさらに助長することになりますから、忌神運期には忌神（水・木）の影響力がさらに増すことになるのです。
また姓名の忌神過多により、性質面においても薄弱・怠惰・いい加減といった傾向が強まりますが、これは生命エネルギーを司る日干のエネルギー量がアンバランスとなるためです。
山口さんにとっての最良名とは？
それでは山口さんにとっての最良名は何か？ということですが、これは山口さんの喜神が土、次いで金・火ということを考えると即座に明らかになります。厳密には大運の動向を読むことも選名においては不可欠なのですが、山口さんの場合は忌神の水大過なので水を入れることはすなわち凶となります。姓名に水は一切必要ありません。
したがって山口姓が土ですので、三才は【土・土・金】もしくは【土・土・火】とするべきでしょう。金は閑神ですが、日干と同一五行の比劫であり、土による相生を受けると金のエネルギーが強まることから【土・土・金】が最良の選択肢となります。その構成は以下です。
- 山口 ②⑤
- 天格・6数・陰土
人格・5数・陽土
地格・7数・陽金
外格・8数・陰金
総格・13数・陽火
三才【土・土・金】
人格には用神の陽土、地格・外格には金がありますが、土が強く水が無いため金強となり大吉。総格は明るい気性で前途有望な大吉運13ですが、13・陽火は調候であるためこの点も喜の傾向を増します。このような姓名ですと、精神がしっかりとして意志強固となりますし、酒好きでもアルコール依存症に陥る様なことはまずないでしょう。なぜなら、奔流する水を土や火の力が抑えてバランスよく整えているため、自制心が強く働くからです。また三才が整ったことにより、性質的にも確りとした落ち着きが出てきます。
アルコール依存症になりやすい先天的傾向
最後にアルコールと先天運の関係について説明しておきましょう。四柱推命でその者の命式を見ますと、酒に溺れやすい傾向はすぐに見つかります。これは酒を飲むことが『水』の五行に象徴されるため、水のバランスが非常に悪い場合には酒を飲むことをコントロールすることが難しくなるためです。ちなみに酒自体は金の五行に象徴されます。以下はレイモンド・ロー先生の見解です。
『お酒を読むことは水の五行の部類に入ります。水の五行を必要としている人々の中で、それが欠けている場合、手にワイングラスをもっていることが心地よく感じてしまうほどの依存症になる可能性があります。他のタイプの人々で、水の五行を必要としないのにその人の命に水が過剰にある場合もアルコール依存症になる可能性があり、その人の命において水の支配から逃れることができないということです。』 ([実践] 四柱推命鑑定術 レイモンド・ロー（著）)
先生の説明のうち、山口さんは『他のタイプの人々で、水の五行を必要としないのにその人の命に水が過剰にある場合』に当てはまります。つまり忌神の水が大量にある場合です。
このようなことから、水が大過する山口さんは極めてアルコールに依存しやすい体質・性質と言えるでしょう。山口さんの場合は、水が欲しいのに無い命式ではなく、これ以上要らないのにあり過ぎるケースで、私の見解では前者よりもアルコール依存に陥りやすいタイプと言えます。特に身弱であり、その水が食傷に当たる場合に最もアルコール中毒が危惧されますが、これがちょうど山口さんに当たります。なぜなら金（酒）が水（飲酒）を生む命式構造のためです。
ちなみに大の酒好きであり、『重症アルコール性肝炎』で死亡した勝谷誠彦さんも命式に多大な水をもっていました。※参考:勝谷誠彦さんの命式
以上、最後まで記事を読んでいただき誠にありがとうございました。