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元ヴィジュアル系カメラマンがスプレー噴射で逮捕!~四大運・三才良いが先天運とのバランス悪く不遇・貧賤となる典型的な例

暴行・傷害2025-08-14

 東京足立区の商業施設で逃げる女性を執拗に追い回し、顔付近にスプレーを噴射。暴行と器物損壊の疑いで逮捕されたのは埼玉県草加市に住む根岸秀男容疑者(61)。根岸容疑者は「スプレーで目つぶしをしてナイフで刺そうと思っていた。通り魔的なことをやって、長期で刑務所に入りたかった」と供述している。ABEMA的ニュースショーでは、容疑者の過去を知る人たちへ取材を敢行。意外な人物像が明らかになった。

 根岸容疑者とおよそ20年の付き合いがある、ビジュアル系シンガー・ソングライターのクロ氏は「僕がバンドをやっていたとき、彼はカメラマンとしていろいろなバンドマンを撮っていたので、ライブハウスで何度も会っていた」「たくさんの方の撮影をしていた。腕前はしっかりしていることは間違いない。『これ根岸さんが撮ったんだな』ってひと目でわかるレベル」と証言。

(後略)

引用:【逮捕された61歳の“スプレー噴射男”は元ヴィジュアル系カメラマン バンドマンらが語る人物像(ABEMA TIMES)】

解説

上記の事件で逮捕されたのは、元ヴィジュアル系カメラマンとしてその界隈では有名だったという根岸秀男容疑者。少し調べてみると、以下のページで根岸容疑者の生年月日を見つけたため記事投稿に至りました。

【KENZI ABEMA BLOG】

まずは根岸容疑者の姓名構造を見てみましょう。

【根岸秀男】の姓名構造

天格・18・金|人格・15・土|地格・14・火|外格・17・金|総格・32・木
三才【金・土・火】

姓名構造は地格に凶数(14)が一点あるものの他は全て吉数構成であり、三才も順生相生配置の【金・土・火】となっています。人格は温良・温厚で知られる大吉数15であり、性質傾向も温和で度量の大きなタイプですが、そんな容疑者に一体何があったのでしょうか?

記事を読んでみると借金を抱えて困っていたらしいとの記述もありますが、姓名判断だけではそのような傾向は見られません。総格(後半生を司る)には財運の強い32数もあり、三才は相生のため仕事で成功する暗示が見られます(三才構成により社会的成功運や引き立て運等は良く、このため一時的にカメラマンとして成功していたと言えます)。

しかし根岸容疑者の先天運をうかがうと、その理由がはっきりと分かりました。1963年8月7日生まれである根岸容疑者の先天運は日干・壬水であり、正財格の身弱です(おそらく中弱以下)。忌神の木・火・土が強い命式構造であるため、喜神は金と水、忌神は木・火・土であるのですが、姓名構造を見ると五格中三格に忌神があることが分かります。

ただ救いとして、喜神の金が二格にあることです。もし金が一格もしくは皆無であれば、もっと早くひどい境遇に落ち込んでいたでしょう。もしくは早世の暗示すらあります。

なぜなら、根岸容疑者の大運動向を読むと幼少期~現在にかけて忌神が巡っているためです。大運動向が先天運と姓名とのバランスを考える上で非常に重要であるということは常日頃述べていますが、根岸容疑者のように命式にも忌神が多く、なおかつ大運にも忌神ばかりが巡る場合、上記姓名構造は明らかな忌(波乱的暗示があること)となるのです。

具体的には、根岸容疑者の大運にはこれまで食傷(木)、財(火)が巡っていたため、これらの忌象である生活困窮・貧賤・災難・環境境遇運の悪さといった事象が起こります。そして何よりも根本の生命力が弱いことにより、種々様々な苦労が起こりやすい暗示があるのです。

生命力の弱さというと、まず思い浮かべるのは気力が無い・病弱・意志薄弱等ですが、実はそれだけではなく、欲望に弱い・怠惰・短慮短気・短期的かつ短絡的思考等の性格的傾向があらわれます。これにより、才能はあっても自分の過失によってチャンスを失ったり、人生を棒に振ったりすることが多いのです。

そしてもちろん、先天運と姓名の五行バランスの悪さは病弱暗示もあるため、中途健康を害して働けなくなるといった現象もよく起こります。そのような結果、自暴自棄に陥り、反社会的行動を取ったり、あえて自ら自分を追い詰めていくような人も多いです(当サイトで凶悪犯罪者の姓名を紹介していますが、先天運と姓名の五行バランスが悪い例が多数です)。

最後になりますが、根岸容疑者の先天運を踏まえた場合、最良構成は喜神が旺盛となる【金・金・水】もしくは【金・水・水】です。

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