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大宮エリーさん死亡!姓名と先天運とのバランスによる病難暗示~高度な見方と選名手法を解説

病難・怪我・おくやみ2025-04-27

 病気のため23日に亡くなった作家や脚本家などで活躍した大宮エリーさん(享年49)は3月6日に自身のインスタグラムに最後の投稿をしていた。

 「#手紙講座で視聴者の皆さんへお届けしたお手紙たち。12月には、紅葉お手紙。1月には、年賀状。2月には、節分のお手紙。配信内で作成して、視聴者の皆さんへプレゼントしてきました」と記し、それぞれのイラストや自身がその一つを手にとって笑顔を見せたショットをアップ。これが投稿した本人の最後の姿となった。

引用:【大宮エリーさん、3月に自身のSNSで公開した最後の姿…23日に病死 享年49(スポーツ報知)】

解説

作家や脚本家などとして活躍した大宮エリーさん(本名:大宮恵里子)が2025年4月23日、病気のため死亡していたことが分かりました。病名については明かされていませんが、姓名構造と先天運から健康運の良否が分かるはずです。

それでは早速大宮さんの姓名を見てみましょう。

大宮エリーさんの姓名構造と成功運

大宮さんは芸名として【大宮エリー】を使用していました。本名は【大宮恵里子】です。2つの姓名を同時にご覧ください。

【大宮エリー】の姓名構造

天格・13・火|人格・13・火|地格・6・土|外格・6・土|総格・19・水
三才【火・火・土】

【大宮恵里子】の姓名構造

天格・13・火|人格・22・木|地格・22・木|外格・13・火|総格・35・土
三才【火・木・木】

いずれも三才が相生する良い構成と言えます。大宮さんは主に脚本家や作家、コピーライターとして活躍しましたが、芸術・技芸・知識分野に長ける大吉数13をいずれの姓名にも有しています。

本名には薄弱数と言われる凶数22を2つ有していますが、22は繊細で気力が弱い反面、鋭い洞察力をもち、作家や脚本家としてはプラスに働く面があります。

また、文才に長け、作家としての成功者も多い吉数35を本名に有してもいます。さらに三才が本名・芸名いずれにおいても相生配置であるため、社会的成功運が強く、目的あればトントン拍子で成功していく強運の持ち主と言えます。

ところが上記のような社会的成功運と、健康運は別に考えなければいけません。もちろん三才構成による健康運の善し悪しもあるのですが、当サイトで何度も解説しているように、健康運は先天運と姓名の関係が特に重要となるのです。

そこで次は、大宮さんの先天運に目を向けてみます。

やや特殊な大宮エリーさんの先天運~姓名と先天運とのバランスが特に重要となるワケ

大宮さんの先天運詳細については、四柱推命旺の方で後日解説しますのでそちらをご参照ください。ここでは、大宮さんの先天運がやや特殊なものであるということと、そのような場合の理想的な姓名構造(良好な健康運を安定して保つ姓名)について解説したいと思います。

大宮さんの先天運は、従児格や従勢格といった、いわゆる外格(棄命従格)に分類される可能性があります。これは、厳密には時柱(生まれた時間)が分からないため断定はできないのですが、大宮さんのこれまでの大運動向を調べた結果、その可能性が高いと判断しています。

そこで、大宮さんの先天運を外格と仮定し、ここではその場合の喜神・忌神と選名手法について解説したいと思います。

大宮さんの日干は辛金の身弱です。そして命式が従児格か従勢格(外格)だとすると、喜神は水・木・火、忌神は土・金(時柱によっては閑神)という結果となります。この結果にしたがうと、喜神が旺盛である大宮さんの姓名構造はとても良いもののように思えますが、実は従格には『大運に忌神が巡ると命式が破格となる』という原則があります。

そして命式が破格になると、格局が変化し、同時に喜神・忌神も変化するという特性があるのです(ただし流派によって解釈が異なることがある)。大宮さんの場合は、土・金旺運で命式が破格となります。

つまり、このような破格時の喜神・忌神を考慮しないと、破格時に運勢が大きく落ち込み、事故や怪我で健康を害したり、大きな病気に襲われてしまうということになるのです。

そこで大宮さんの破格期を見ると、ちょうど2025年~2031年(辰・土旺)の間が破格期となっていました。すなわち大宮さんはちょうど今年から運気が低迷する時期に入り込み、後で解説するように流年にも忌神(火)が巡り、現在は忌神大過する時だったのです。

つまり、この2025年~2031年の期間は普通格局として判断をするため、喜神は土・金、忌神は水・木・火となるのですが、そうなると姓名は転じて忌神優勢となることがお分かりになるでしょう。再度大宮さんの2つの姓名構造を載せておきます。

【大宮エリー】の姓名構造

天格・13・火|人格・13・火|地格・6・土|外格・6・土|総格・19・水
三才【火・火・土】

【大宮恵里子】の姓名構造

天格・13・火|人格・22・木|地格・22・木|外格・13・火|総格・35・土
三才【火・木・木】

特に本名(大宮恵里子)で忌神(火・木)が優勢となっており、さらには2025年からは火の流年(乙巳)運が巡っているのです。つまり原局+大運+姓名構造において、忌神へと転換した木・火が大過し、日干・辛金を強く剋すことによる病難現象と解釈でき、病原は金(呼吸器系・肺・大腸等)に関わるものである可能性が高いことが分かります。

ですから選名において、将来の大運動向を見通して五行配分を行うというのは大変重要なことなのです。特に外格の人の場合は喜神・忌神が逆転することから、運気が短期間で大きく変化することになるため、厳密に判断しなければいけません。

外格において、どのような姓名構造が喜となるのか?

そこで大宮さんの最良構成を考えるわけですが、これは大宮姓では【火・土・金】となります。つまり忌神(破格)期の喜神である土・金が優勢となるように構成することで、破格期であってもより安定的な健康運を保つことができるようになります。

では破格期ではない時は忌神が優勢でもいいのか?といった質問が飛んで来そうですが、これは問題ありません。既に大宮さんの命式においては木(財)が突出して強い状況のため、比劫(金)や印(土)を姓名に配することは五行バランスの観点ではむしろ良く、健康運にとっては特に喜ばしい配置なのです(従格すべてに共通する)。

これが五行バランスの重要性です。日干強弱や喜神・忌神だけにとらわれていると、時に五行バランスの重要性を忘れそうになりますが、特に健康運については五行バランスが大切なのです。

また精神面・気質の上でも、力強く積極的な面が強化されることになるため、社会的成功運もより強くなります。

このことはご依頼者様の先天運や姓名構造からも明らかとなっています。たまに外格の人で、姓名構造は喜神が優勢であるものの幼い頃から病弱だという方がいますが、これも五行バランスを欠いた結果です。したがって結論は、従旺格であれ従勢格であれ、健康運については五行バランスを重んじることが必要となります。

しかし五行バランスが重要だと言うと、今度は原局に足りない五行を補えばいいのか?と考える人がいますが、これも間違う可能性があります。というのも、『原局の五行力量とバランスを正しく判断できているか?』『調候用神は適切か?』さらに、『大運動向も含めた五行バランスを考えなければいけない』ためです。また、五行には相生・相剋・比和・相侮といった作用が働くため、このような作用も含めて判断しなければいけません。

これらを読むとかなり難解で面倒くさく感じられるかもしれませんが、姓名構造が健康運や生命に直接的な影響を与える以上、どこまでも厳正・厳密にやるべきというのが私の考え方です。

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