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漫画家・高橋伸輔さんが心肺停止で植物状態に!心臓病を患いやすい特徴を5人の有名人の実例を元に解説

病難・怪我・おくやみ2025-12-03: 日刊スポーツ

 「ピエロマン」「テッペン~那須川天心物語~」などで知られる、漫画家の高橋伸輔氏の公式X(旧ツイッター)は1日、家族名義で同氏が意識不明で救急搬送されたのは不整脈による心肺停止だったと明らかにした。

 同氏の公式Xは9月8日「高橋伸輔の妻です。伸輔が昨日救急搬送され、今意識が戻るのを待っています。皆さんに伸輔の意識が早く戻るように祈って欲しいです。お願いします」と投稿。さらに「横浜市内の病院で頑張っています 応援してください」ともつづっていた。

 今回は家族名義で声明を発表。「伸輔が9/7に倒れてから今までについて報告します。2025年9月7日午後、不整脈が起こり心肺が停止しました。救急搬送され、その間もAEDで蘇生処置が行われましたが、正常な心臓のリズムが中々戻らず、脳に酸素が送られない時間が続いてしまいました」と書き出した。

(後略)

引用:日刊スポーツ【不整脈で心肺停止の漫画家「低酸素性脳症となり植物状態と診断」家族公表、9月に搬送】

解説

以前にも心臓に関する記事を投稿した記憶があるのですが、健康に関わる重要な概念なので今回も【心臓病】について解説したいと思います。

今回は最近心肺停止として報じられた漫画家・高橋伸輔さんの記事を取り上げましたが、心臓に関連する病で亡くなった他4人の実例も取り上げたいと思います。

まずは先天運・姓名において、心臓病を患いやすい(もしくは心臓に難が出やすい)暗示について以下に示します。

  • 先天的に火が大過(水が不足)しており、姓名にも水がないこと(先天運との五行バランスが悪いこと)。火とともに木が強いとより凶
  • 先天的に水が大過(火が不足)しており、姓名にも火がないこと(先天運との五行バランスが悪いこと)。水とともに金が強いとより凶
  • 姓名構造において火・水の相剋があること(姓名に救神の火・水があっても相剋していると凶)

五行思想において心臓は【火】の五行に分類されます。このため【火】の大過・不足は心臓の作用として以下のような状態をもたらすと考えられています。ここでは私の言葉ではなく、ChatGPTの回答を見てみましょう。

火の過剰は「熱が上に昇る」「動きすぎる」「燃えすぎる」と表現されます。 そのため、五行論では以下のような象徴的“不調”が語られます。

■1. 心臓の機能が“過剰に働く”イメージ 動悸・頻脈 血流の興奮状態 血圧が上がりやすい(=熱が上湧する象徴) 心拍の乱れ(興奮、リズムの乱調) ■2. 熱による消耗・炎症の象徴 心の熱 → イライラ、興奮しやすい 心火旺盛 → 口が渇く、顔が赤い、落ち着かない 血が“熱される”ことで循環が乱れやすい ■3. 精神面(「神」の乱れ) 不眠(特に寝つきが悪い) 過活動・興奮・情緒の不安定 焦燥感・怒りっぽさ 火の大過は「エンジン回転数が高すぎてオーバーヒートしている」イメージです。

上記はまさに火の大過が引き起こす現象です。対して火の不足(水の大過)についてはどうでしょうか?

火の不足は「熱源が弱い」「循環が弱い」「気が不足している」と表現されます。

■1. 循環力が弱まる象徴 心拍が弱い・低下気味 血がうまく巡らない(血行不良の象徴) 冷え(特に手足) 体温・エネルギー低下のイメージ ■2. 心機能の低下/弱体化の象徴 疲れやすい 胸の圧迫感(弱さからくるイメージ) 動作の鈍重さ めまい・立ちくらみ ■3. 精神(神)が弱くなる象徴 無気力 注意力不足 不安感(虚から来る不安) 考えがまとまりにくい 寝ても疲れが取れない 火の不足は「エンジン火力が弱くて車が走らない」イメージに近いです。

私の妻の先天運は金が強すぎ火のない命造ですが、若い頃はよく不整脈を指摘されたそうです。また上記のめまい・立ちくらみ・冷え・不眠・血の巡りが悪いことからくる頭痛?などよく当てはまっています。そのため、現在は火の強い通名を利用しており健康も良好ですが、もし火が不足した本名のままでいれば既に健康を害していたかもしれません。

つまり、火(心臓)が不足することも大過することも心臓にとっては悪く、病気の根となる可能性があるということです。

次に、上記の解説を踏まえ、有名人5人の先天運・姓名の実例を見ていきましょう。

高橋伸輔さんの先天運と姓名構造

今回冒頭で取り上げた高橋伸輔さんは1981年3月30日の生まれとされており(マンガペディア参照。1975年という記事もありますが、報道で44歳と出たためこちらを根拠としています)、その先天運は日干・丁火の卯月・木旺生まれの身強です。このため喜神は土・金・水、忌神は木・火となります。

【高橋伸輔】の姓名構造

天格・26・土|人格・23・火|地格・11・木|外格・24・火|総格・47・金
三才【土・火・木】

漫画家として成功しているだけあって四大運・三才ともに吉構成となっていますが、主に健康運に影響する先天運との関係としては、忌神が優勢となっていることが分かります。高橋さんの先天運・三柱においては水がありませんが、姓名にも水がありません。これは健康運にとって大きなマイナスとなります。

火が心臓のポンプ作用を司るのに対し、水は血液であり、血流を促す効果があります。このため火が強くて水が不足している場合は、血流が悪いあるいは血管が詰まりやすい等という暗示になります。このため健康運においては、火と水のバランスが非常に重要となるのです。

2025年は【乙巳】(火の運)であり、この運気が高橋さんの原局+姓名構造によって火大過となり、救神となるはずの水が圧倒的に不足するという事態が健康上の問題となったようです。ちなみに姓名学では昔から水は凶数が多く、そのため水の数を避ける人がいますが、かえって運気を落とすことにつながるため注意が必要です。

高橋さんのように、四大運・三才が良いのに病弱という場合、これは先天運と姓名の五行バランスが悪いことを暗に示唆しています。この一例だけを見ても、吉数揃いでも先天運との関係が悪ければ不遇となることが明瞭です。

香川伸行さんの先天運と姓名構造

香川伸行さんは大阪府生まれのプロ野球選手であり、2014年に52歳という若さで心筋梗塞により急死しました。1961年12月19日生まれの香川さんの先天運は日干・丙火ですが、水と金があわせて大過しており、日干が大変弱く、喜神は木と火、忌神は土・金・水というものです。また調候用神が丙火ですので、火がなければ短命となる暗示誘導があります。以下が香川さんの姓名構造です。

【香川伸行】の姓名構造

天格・12・木|人格・10・水|地格・13・火|外格・15・土|総格・25・土
三才【木・水・火】

香川さんの場合は冒頭で解説した火の不足、および火・水の相剋という2つの要因が見つかりました。火は香川さんにとって絶対的に必要な五行でありますが、相剋していては火が活きません(相剋関係にもよるが、火が必要な場合、水・火の剋は特に凶)。それどころか、水・火相剋による急変的凶暗示があらわれることになります。

先天運と姓名の五行関係としては、やはり忌神の水・土があわせて優勢となっており、バランスが悪いことが分かります。

松田直樹さんの先天運と姓名構造

サッカーは急性心不全が起こりやすいスポーツとしても知られますが、34歳で急逝した松田直樹さんは実際に著しい火の大過をもっていました。その先天運は日干・庚金ですが、卯月・木旺の生まれであり、火と木が大過(特別格局説もあるが、死亡時は普通格局で喜神・忌神は以下のとおり)。このため喜神は土と金、忌神は木と火、閑神は水というものですが、以下の姓名構造によって五行バランスを完全に無くしています。

【松田直樹】の姓名構造

天格・13・火|人格・13・火|地格・24・火|外格・24・火|総格・37・金
三才【火・火・火】

松田選手は大変熱く激しい(短気?)性格だったようですが、火の大過による性情傾向がそのままあらわれています。ご覧のように忌神の火があわせて4格に入り、喜神は総格に1点のみという極めてバランスの悪い姓名構造です。それでも吉数・三才が良配置のおかげかプロサッカー選手としてかなりの成功を収めました(大運には喜神が巡っており、この恩恵もあり)。

したがって松田さんも火の大過、水の不足という事実がはっきりとあり、心臓に病が出やすい暗示が濃厚となっていました。ちなみに松田さんは喜神の大運時に死亡していますが、ここまで悪いと【喜神運でも喜を発揮せず(一面吉、一面凶)】ということになってしまいます。

前田健さんの先天運と姓名構造

ものまねタレントとして活躍した前田健さんは、『虚血性心不全のため搬送先の病院で死去。44歳没。生涯独身だった。晩年は持病の不整脈で通院も多く「心臓が悪い」と語っていたほか、炭水化物と糖分を抜くダイエットを試みるもステーキやラーメンをよく食すなど、食生活の栄養バランスの悪さを気にしていた(ウィキペディア)』とあります。

不整脈は心臓のポンプ作用の異常で、火の大過・不足どちらでも起こり得ますが、前田さんの先天運(1971年6月14日生まれ)は火が大過するタイプです。日干・庚金であり、月支は午月・火旺、あわせて午が二支あり、火の大過と水の不足に特に注意が必要です。

普通格局のため喜神は土・金、忌神は火・木、調候用神は水です。ただし前田さんのように調候が水であり、水が特に必要な先天運の場合、水を剋す土の大過も害となるため注意が必要です。土は喜神のためこの点は矛盾が生じ、少々テクニカルな見方が必要となりますが、五行バランスの重要性や水と火のバランスという点に焦点をあわせればそれほど難しくはありません。

【前田健】の姓名構造

天格・14・火|人格・16・土|地格・12・木|外格・10・水|総格・25・土
三才【火・土・木】

前田さんの場合は健康運において金・水が特に必要ですが、健康運の要となる水を弱める五行が優勢となっていることが分かります。喜神・忌神で見た時の先天運との五行バランスは悪くないようにも見えますが、前述したとおり金・水が弱いこと、また調候用神の水が人格と相剋している点は大きなマイナス点です。

おそらく先天運・姓名と事象を観察した限りでは、時柱にも火か木があるものと推測しています。また2003年~2013年までの大運に著しい忌神運が巡っていたため、この時期に健康を害する生活を送っていたものと推測できます。

山口美江さんの先天運と姓名構造

山口美江さんはこの中では唯一水が大過する例となります。山口さんは2012年に51歳の若さで心不全で死亡したと報道されています。そんな山口さんの先天運(1960年9月20日生まれ)は日干・辛金の特別格局であり、三柱で既に金と水があわせて35を超えるという著しい大過。

喜神は木と火、忌神は土・金・水となり、調候用神は丙火が絶対的に必要であり、健康運の要となるものです。その姓名構造はどのようなものでしょうか。

【山口美江】の姓名構造

天格・6・土|人格・12・木|地格・16・土|外格・10・水|総格・22・木
三才【土・木・土】

三才は上下相剋の上、先天運との五行バランスも忌神が三格に入ります。本来、山口さんのように先天運において五行が著しく偏っている場合は五格すべてに喜神を入れてちょうどいいくらいですが、喜神は木のみでしかも相剋しており、生命力をむしろ弱めています。

加えて、健康運良化のために必要は火が一点もないため、心臓等に不具合が生じやすい先天運および姓名構造となっているのです。

ということで、皆さんも命名・改名の際には、上記の点に注意して姓名構造を考えることをおすすめ致します。

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