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路上でトラブル、男性殴り殺す。当事者達の運勢とは

 2015年11月11日、神奈川県小田原市にあるコンビニ前の路上で、頭から血を流して倒れている男性が発見されました。後に神奈川県警小田原署に出頭してきた遠藤という男が「交通上のトラブルで争いになった」と供述し、自分が男を殺したことを認めました。話によると、遠藤容疑者がコンビニを利用しようとした際、そこに居合わせた男と駐車を巡って喧嘩になり、相手の顔を殴ったり踏み付けるなどして殺したとのこと。姓名判断をしてみると、当事者達の名前には争いを招くような兆候がはっきりと現れていました。それでは鑑ていきましょう。  殺されたのは、コンビニ近くに住む薦野英男(こもの ひでお)(57歳)という男性でした。主運に薄弱的凶数である22数に加え、自身の環境運をあらわす副運に波乱数である26数があることを見ると、その人生の悲愴さが分かります。しかしここで注目していただきたいのは、やはりいつも通り三才の配置です。三才は水・木・金となっており、人格の木と地格の金がぶつかり合っていることが分かります。これは良くない配置であり、凶暗示を招きやすいわけですが、では具体的にどういう風に悪いのか。  三才の説明欄に「目下の脅威に遭遇すること多し。」と書いてありますが、この配置の人は大体において目下の人間との関係が悪くなる傾向にあります。自分をあらわす人格の木が、目下の人間をあらわす金と対立しているため、年下の人間と事を構えやすいわけです。しかし相手が金ですので、どちらかと言えば自分の方が攻撃を受けやすい。攻撃というのも色々ですが、大体において怒り、恨み、批判、悪くすれば暴力といったものです。ですからこのような配置をもつ人は余程対人関係に気を使わなければならないのですが、しかし気を使っていても凶意を全く減らすことはできません。当の事件はコンビニの駐車場付近で起こり、相手は年下の塗装工の男性でした。  出頭してきた容疑者の名前は遠藤真宏(23歳)です。ここでも三才の配置に注目してください。金・木・金です。先にも言いましたが、これは対立の暗示であり、殺された薦野さんと同様に金と木の対立する形です。しかし、遠藤容疑者の場合は人格と地格のみならず、天格と人格においても対立の暗示が出ているのが分かるかと思います。概して人格は自分自身、天格は目上の人をあらわしますから、トラブルとなった薦野さんはこの場合38の陰金で現されています。このような関係から、次に事件と姓名との関係を読んでいきましょう。  まず、互いの三才において木と金の対立暗示をもっていますから、この事件はどちらかが一方的に相手を攻撃してきたというものではないと考えることができます。もちろんどちらが先に悪かったかという問題はあるにせよ、互いに強い反発心をもっているわけですから、駐車を巡って互いにかっとなり、喧嘩になってぶつかり合ったわけです。しかし、実際は薦野さんのほうがやられてしまった。このことも姓名から端的に読み取ることができます。  薦野さんの人格と地格の関係を具体的に見てみます。薦野さんの人格は22数の陰木、地格は18数の陰金です。この場合、互いが陰(マイナス)の属性ですから、金の剋す力が陰と陽の組み合わせの場合よりも強くなります。従って、薦野さん(木)は(遠藤容疑者)金にやられてしまうと考えることができます。では、反対に遠藤容疑者はどうでしょうか。遠藤容疑者の人格は31数の陽木で、天格は38数の陰金です。この場合は、互いの属性が陰陽(プラスとマイナス)の組み合わせとなり、薦野さんのケースより剋され方が強くありません。この結果から互いの強弱を判断した場合、遠藤容疑者の方が若干有利と見ることができるわけです。    さらに、どちらが強いかといった強弱を判断する場合に、もう一つ重要な事柄があります。それは数理そのものがもつ運勢の強さを計ることです。薦野さんの人格は22数で力弱し、また外運も26の凶数ですから頼りない。反対に遠藤容疑者の人格は31数で力強く、それを支える外運は福運を有する24数で頼もしい。このようなことからも、どちらが強いかといった強弱判断ができるわけです。もちろんこのようなケースに単純に当てはまらない場合もありますが、大体において姓名は多くを物語るものです。

今日の漢字は「英」です。

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