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坂本龍一さん死去!姓名と死因との関係性について

病難・怪我・おくやみ2023-04-04

「世界のサカモト」と評された音楽家の坂本龍一(さかもと・りゅういち)さんが3月28日、死去した。71歳。東京都出身。葬儀は近親者のみで営まれた。
 スポニチ本紙の取材では都内の病院で亡くなった。日本における坂本さんのマネジメント会社「キャブ」も「坂本龍一が去る2023年3月28日71歳にて永眠いたしましたした」と発表した。20年6月に直腸がんと診断され、両肺などにも転移しステージ4と公表していた。「キャブ」は「がんの治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした」とした。

引用:【坂本龍一さん死去、71歳 「YMO」「世界のサカモト」がん闘病力尽く ラストエンペラーで日本人初快挙(スポニチ)】

解説

姓名は『生命』であり、その者の気質や体質に大きく影響することは当サイトで何度も述べているとおりです。このため、姓名や先天運をうかがうことにより、その人がどのような病気に罹りやすいのか?また、どの程度までの寿命があるのか?ということまで分かってしまうのです(寿命は先天運を参照。ただし、タブーとされていますので通常は語りません)。

今回ご紹介する坂本龍一さんは、ご存知のとおり、2023年3月28日に71歳という年齢でがんによって死亡したことが明らかになりました。坂本さんは、音楽家として世界的な大成功を収めましたが、実は姓名において病難を現出する暗示があらわれていました(成功運位相と健康運位相は異なる概念であるため、富裕でも病弱ということが当然起こります)。以下をご覧ください。

坂本龍一
天格・12数・陰木
人格・21数・陽木
地格・17数・陽金
外格・8数・陰金
総格・29・陽水
三才【木・木・金】

姓名構造においてまず重要となるのは吉数・凶数ということよりも三才の配置です。なぜなら、たとえ人格に大吉数を有していても、人格が剋されることによって気質や体質が薄弱的となる、すなわち生命力自体が弱まるからです。また、当然のことながら吉数のもつ吉祥もこれにより減損してしまいます。

坂本さんの姓名をうかがうと、三才は【木・木・金】とあります。人格には大吉数21・陽木をもち、天格である12・陰木と比和関係にあるため、成功運は順境運であり、努力しただけ結果が実るという良い配置です。しかし、人格の木に対し、地格には陽金があり、金が木を剋しているため、社会的成功の一方で病弱傾向があることが分かるのです。

三才の説明には、『健康、特に肺・肝臓・大腸・神経系・足腰に注意を要す』とありますが、以下に相剋する木と金が象徴する身体部位について見てみます。

  • 木の部位:肝臓・膵臓・胆嚢・脳・神経系・甲状腺など
  • 金の部位:肺・大腸・小腸・呼吸器系・咽頭・腰・歯など

とありますが、姓名三才における相剋は、その五行が司る部位に難が出ることを暗示しています。特に、坂本さんのように陽金・陽木の相剋は強い相剋(衝突)であり、その分病弱傾向も強く出る暗示があります。

ここで坂本さんの病歴を見てみましょう。いずれもウィキペディアより引用しています。

  • 咽頭(金)『2014年7月10日、所属事務所エイベックス・ミュージック・クリエイティヴから中咽頭癌であること、療養に専念するためにコンサート活動などを中止する旨が発表された』
  • 直腸(金)『2021年1月21日、2020年6月にニューヨークにてがんの診断を受け、直腸がんおよび転移巣の手術を受けたことを公式サイトで発表した。』
  • 肺(金)『2022年6月、がんの「ステージ4」であり、両肺に転移したがん摘出手術を昨年10、12月に受けたことなどを明かした。』

このように病気は、すべて坂本さんの姓名において相剋している金の部位にあらわれていることが分かります。ちなみに、同じ三才構造であっても、病気の出方や時期が異なるのは、それぞれの先天運の違いでもあれば、行動や環境、また健康への意識などが異なってくるため当然です。

また、先天運の様相によっては、三才が相生配置であっても病弱傾向となることがあります(これについては先天運が強く関係してくるため、ここで詳しくは話しません)。

しかしながら、三才構造は気質や体質に強く影響し、相剋すれば必ず人生のどこかで(あるいはいつも)不調があらわれてくることになるため、命名の際にはとても重要となります。

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