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【浅草資産家夫妻次女殺害事件】夫婦の姓名と凶暗示について

殺人・殺人未遂2024-02-15

 2月14日、警視庁は2023年3月13日に4歳の次女・美輝(よしき)ちゃんを自宅マンションで殺害した容疑で東京都台東区に住む細谷志保容疑者(37)と夫の健一容疑者(43)の2名を逮捕した。

「亡くなった美輝ちゃんを司法解剖した結果、致死量にあたるエチレングリコールと向精神薬の成分が検出された。エチレングリコールは車の不凍液に含まれる物質で甘みを持ち、生体内で代謝を受けると有害化する。志保容疑者はなんらかの方法で不凍液や向精神薬を美輝ちゃんに飲ませ、殺害したとみられている。夫は妻が美輝ちゃんを殺害しようとしていたのを知りながら通報しなかった」(全国紙記者)

引用:文春オンライン

解説

姓名構造はその者の気質(性格)に大きな影響を与えます。今回はその一例として、現在話題となっている【浅草資産家夫妻次女殺害事件】に関わった容疑者二人の姓名を見てみましょう。

※事件の詳細についてはニュース記事をご参照ください。

【細谷志保(37)】の姓名構造

天格・18・金|人格・14・火|地格・16・土|外格・20・水|総格・34・火
三才【金・火・土】

『志保容疑者はなんらかの方法で不凍液や向精神薬を美輝ちゃんに飲ませ、殺害したとみられている』『実は2019年ごろ、志保さんが夫婦喧嘩の果てに錯乱して自室のベランダに放火する騒ぎがありました』などの報道あり。

その姓名構造は凶数多く、また三才も【金・火・土】の天人相剋構造。三才の説明には「時に過労による神経症・肺病その他難症を発する恐れあり」とありますが、これは火が金等と相剋し、特に弱い場合に起こります。

細谷志保容疑者の人格は陰火であり柔弱であることに加え、他格に火を生助する木・火が皆無のため、生気なく精神的にも常に不安定で神経症的傾向多大となります。

元々14数については繊細で感情が不安定、爆発的気質を秘めるのですが、三才が相剋することにより、そのような傾向が悪い方向へさらに傾きます(三才が【火・火・木】など相生する場合は、むしろネガティブな面が緩和されます)。

また夫を象徴する外格は20・陰水であり、冲となっていることにも注目しましょう。相剋のため、夫婦仲は良くなく、絶えず喧嘩や争論が発生する暗示あり。特に冲の場合は衝突の暗示があるため、配偶者の助けは得られず、むしろ傷つける・傷つけられる関係となる暗示です。

そして総画数の34数は一家破滅・離散等の暗示ですが、その暗示をそのまま表すような人生となっています。

【細谷健一(43)】の姓名構造

天格・18・金|人格・18・金|地格・12・木|外格・12・木|総格・30・水
三才【金・金・木】

細谷健一容疑者の人格は18数・陰金であり、天格と金が重なるため、剛毅・強情タイプ。さらに三才は【金・金・木】であり、金が木を剋すため、こちらも怒りやすく神経質な性情となっています。その理由は、五行の木が『神経』を象徴するためです。

また金が木を剋す人は、かなり攻撃的な性情を秘めており、冷淡(時に非情)なところがあることも覚えておきましょう。このためもし【金・金・木】の人が表面的には優しかった場合、注意する必要があります。

さらに、配偶者をあらわす外格は12数・陰木であり、こちらも人格と外格が冲関係にあるのです。したがって、夫婦関係は常に対立的・争論的となり、そのストレスや鬱憤が子供に向かってしまった最悪の例とも考えられるのです。

なお殺害された次女・細谷美輝ちゃんの姓名構造は三才相生構成ですが、早世した事実から、おそらくは先天運との五行バランスをひどく欠いていたことが想像できます。しかし、やはり親の姓名構造が極端に悪いと、その凶暗示やストレスが少なからず立場の弱い子供に向かうことになるため、子供だけではなく親自らの姓名も家庭円満のためには極めて重要なのです。

このように、姓名構造はその者の性格・気質に多大な影響を与えるため、よくよく考えて命名(改名)する必要があります。なお先天運とのバランスがいかに良くても、今回の容疑者たちのように三才その他に強い凶暗示がある場合は、やはり相応の悪い暗示が出てくることは言うまでも無いことです。

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